人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

つまブレイクへの第一歩

家で飲むと、たいがいダンナが先に潰れてその場で寝てしまう。

そうなると潮時だ。酔って気持ちのいいうちに、片付けをしてしまおう。

音楽をじっくり聴くチャンスだ。ブルートゥーススピーカーにスマホを接続、YouTubeで気に入った曲を流す。

流しっぱなしにできるので、クラシックを聴くことが多い。今熱いのは、ベートーベンの交響曲7番の2楽章だ。アレンジしたい。

 

食べ残しはタッパーに、生ゴミは捨てる。

あぁ・・・また・・・。

刺身のつま。

一応刺身のドリップを吸わせるなど意味があるみたいだが、それにしてもやり過ぎじゃないか?ってかドリップなら紙でもいいじゃないか。かさ増しとしか思えん。

一応、食べられるものだ。もったいないから醤油でもしゃもしゃ食べることもあるが、味気ないのでこうして残ることの方が多い。

飲み屋さんでお刺身を頼んでも、良く付いてくるものである。ところがあとで食べようと思っていても、下げられてしまう。それほど、「飾り」なのだ。つまとは。

つまを付けない文化が生まれないなら、つまを食べる文化を浸透させられないものか。

 

家で食べるにあたっては、レシピを検索したことはある。

ほとんどサラダか味噌汁への再利用であった。

ということは、刺身を食べている時点では食べずに、あとで作ることになる。でなければ、つまなしの刺身にして、味噌汁なりサラダなりを一緒に出すか。

つまなしの刺身。

平面ガエル(分からん人はいいです)ならぬ、平面刺身とはいかに。

立体感がなくなるだけで、どんなものも臨場感を失うことを知る。ゲームもVRの臨場感を凌ぐものはない。

刺身とつまが切り離せないものならば、つまの地位を上げてやることはできないものか。

 

そこで私は考えた。「つま専用ドレッシング」の開発だ。

別に普通のドレッシングでも良かろうが、今それがあるのに使われない現実を鑑みて、ここはひとつ「つま専用」という新たなジャンルを打ち出すべきではないかと思う。

携帯用も作る。

飲み屋さんで、定食屋さんで、この携帯つま用ドレッシングを当たり前のように使う文化ができないものか。

そのうちお店の方でも「今日のつま用ドレッシング」なんかを出すようになり、お店も儲かる、フードロスも減る。

「あの店、つまがいいんだよな~。」なんていうことも、起こって来る。パッとしなかったお店にも、逆転のチャンスだ。

「大人の週末」に、「つまが唸る名店15」の特集が組まれる。「つまも美味しいドレッシングレシピ15」もいい。本も売れる。

スタイリッシュなつま用ドレッシング容器なんかも販売されるようになり、そのうち100均でもそこそこいいのあるよ~、なんていい時代が来る。

 

来ないかな。

キューピーさん、理研さん、あなたがたが先陣を切ってくれないと、何も始まらないのだ。

タグ付けしておく。私ができるのはここまでである。

 

つまブレイクへの、第一歩だ。