「ダンサー・イン・ザ・ダーク」「ドッグヴィル」などを手掛けたラース・フォン・トリアー監督による、異色ホラー。
監督:ラース・フォン・トリアー
キャスト:ウィレム・デフォー、シャルロット・ゲンズブール
幼い息子を突然失い、立ち直れない母親。
セラピストの父親は妻を助けようと心を砕くが、母親の悲しみは深く、一向に良くなる気配はない。
しかしセラピーを重ねるうちに徐々に見えて来る、母親の闇。
何かが、彼女の心の中に巣食っている。それを乗り越えなくては、立ち直りはない。
彼女が怯える「Nature」。
息子と過ごした森の中の小屋へと、二人は向かった・・・。
う~ん、分からん。さっぱり分からん(笑)
森に入ってからはとてつもなく怖いが、なぜ怖いのかが分からないのである。それが怖い。
例えば、一晩中鳴り響く、ドングリが屋根に落ちる音。
それは、自然現象だと言う。実際そのように描かれてはいるが、「いや、もしかしたら」と思わせる余白があるのである。
こういった余白は常に付きまとい、とうとう最後まで事実は分からない。
この惨劇は、母親の狂気か。それとも・・・。
訳が分からなかったが、目が離せない不思議な感覚の作品であった。
しっかし夫妻の色欲凄まじく。それしかないの?呆れる(笑)
ぽ子のオススメ度 ★★★☆☆ 評価難しい!
ダンナのオススメ度 ★★☆☆☆