ダンナがF-1好きで観ていたので、「そんなに面白いの?」と試しに一緒に観たシーズンがあったのだ。それが1992年。
ドラマティックなシーズンであり、たまたまそんな時を鑑賞できたのは非常にラッキーであった。
悲劇は1994年に起きる。
映画というか、純粋なドキュメンタリーである。セナがF1デビューする前のカート時代から、ドライバーとしての軌跡を追う。
恐らくファンなら知っている事ばかりになるんじゃないかと思う程、「セナの基本」的な教科書である。セナを知るならこれ1本見ておけ!である。
必要以上な装飾がなく、ニュートラルな気持ちで観られたのが良かった。
プロストとの接触事故はどこまでが純粋な事故だったのか、果たしてマシンはどこまで公平だったのか、という謎が残り、観終わった後に「もしかしたらこうだったのかも」という突拍子もない憶測も浮かんで来るオマケがついた。
娯楽にはならないが、ファンじゃない人が見ても見応えはある。
マンセルの映画も作って欲しいな(笑)
ぽ子のオススメ度 ★★★☆☆
ダンナのオススメ度 ★★★☆☆