東京駅の八重洲地下街に、人気カレー専門店4店が入ったTOKYO CURRY QUARTETがオープンした。
ネットで話題になっていたのでその中のお店のことも目に入った訳だが、気になるお店があったのである。
スパイスカレーの「コロンビア8」。その独特なヴィジュアルに惹かれてしまった。
初来店で食べられるのは、「キーマカレー(スタンダード1000円)」と「ヌードルライス(1100円)」の2種。二人で行ったので、この2種を一皿ずつ注文した。
私が食べたのは、キーマカレー。
「最初にしし唐をかじってから、カレーを食べてください。」とのこと。しし唐の苦みがスパイスの風味を引き立てるらしい。
辛味を和らげるためのグレープフルーツジュースも付いてきたのだ。
こんなところも、独特である。
ルーは、スープカレーのようにサラッサラ。サッパリした中に、ザクザク食感のスパイスが映える。時々口に入って来るレーズンの甘みが効果的だ。
しかしクセのないスパイスを使っているようで、食べやすく、「スパイスカレー」という感じではないかな?
ときて、辛味は強烈。
ビリビリせず爽やかに広がる辛味で、気が付いたら食べちゃってる感じだ。気が付いたら辛い(笑)
ヌードルカレーがまた、独特なもの。
フォーのような、麺仕立てだ。
ゴマやネギなど和野菜が入っているせいか、どこか和風の味わい。
ご飯と玉子を入れるととてもまろやかになり、おじやのようだ。
個性的ではあったが、「スパイスカレー」と言うには味覚的にちょっと物足りない感じがした。スパイスと言っても色々あるから、好みの問題かもしれないが。
見た目が凄いので、期待値が上がってしまったのもある。
そこそこ美味しかっただけに、惜しい。