日曜日に飲まないという目標(断じて「誓い」などではない。あくまでも努力だ。)を立ててから2回目の日曜日がやって来た。
ダンナは「不完全燃焼」「食欲に火が付いた」という不吉な言葉を残して、長い眠り(ダンナの昼寝は極端に長いか短いかのどちらかである。)についたのだった。
遠回しの挑発、牽制の一日であった。お互いに核心には触れず、しらばっくれて過ごしてきたが、今ついに、彼は目覚めたのだ。
たかだか2千円の貯金を諦めれば、夢の世界に行かれるのである。
現在、18時30分。明日は早番ではない。
昨日の映画に「夕方でも夜でもない『黄昏時』」という言葉が出てきたが、飲酒的黄昏時。
ダンナは今から風呂に入るところだ。
私達の意志の強さよ。
弱さよ。
どちらが勝る?