人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子54歳。

 

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君の名は。

非常に話題になった作品で、楽しみにしていたのだ。

評価が分かれるという話だが、果たして・・・。

        

   監督:新海誠

   声:神木隆之介、上白石萌音、市原悦子

ある時から突然、東京に住む同い年の男子高生・瀧と入れ替わるようになった田舎町の三葉。

入れ替わりに規則性はなく、朝起きたらお互いに入れ替わっているという状況だ。そしてまたある朝突然、戻っている。

直接会ったことはないが、スマホでやり取りができたので、入れ替わっている間に起ったことを報告しながらなんとかやり過ごしていた。

慣れてくると入れ替わりを楽しむ余裕もでき、またふたりの距離感も縮まっていく。

そんな頃になぜか、入れ替わりは起こらなくなったのだ。

不思議な現象である。気になった瀧は、記憶にある風景から場所をを割り出して訪ねることにした。

やっとたどり着いた先で待っていたのは、衝撃の事実であった。

瀧の、そして三葉の過ごしたあの日々はどこから、そしてどこへ行ってしまったのか・・・。

タイムスリップ、入れ替わりなど、過去に何度も描かれてきたものだが、変にSF色やファンタジー色がなく、すんなり入ってきたのがいい。

美しい物語だ。飛騨の巫女としての伝統が織り込まれ、どこか清らかな感じすらする。

衝撃の事実が明らかになってからが切なく、最後まで祈るような気持で見た。

ただ、ちょっと終盤クドかったかな!?強引に綺麗にまとめちゃったなぁみたいな。もうちょっと短く、悲劇のまま切ない思いを残して終わっても良かったような気がする。

ややこしいというのが悪い評価になる原因のようだが、まさにダンナがそうであった(笑)

私は良かった側である。

美しい物語であった。

ぽ子のオススメ度 ★★★★★

ダンナのオススメ度 ★★★☆☆