特に予定のない祝日であった。
生活用品の買い出しが終わったら早めに飲み始めようと話していたのだが、快晴である。
「外で飲めたら気持ちが良さそうだね。」
「公園で飲むのはどうなの?」
「う~~~ん、個人的にはアリだけど、世間的にはどうなのか。」
「馬鹿馬鹿しいよね、二人で公園で飲んでコロナを広げるかってさ。」
「まぁ色んな人がいるから、白い目で見る人もいるだろうね。」
「じゃあさ、一ヶ所にとどまってないで移動しながら飲んでれば良くね?」
「歩き飲み。」
「飲み物を包んで隠そう。ついでに保冷できるような機能があればなお良し(笑)」
「ある!ワークマンで売ってた!!」
ということで、ピントが合わなかったが、こんなのを買って、散歩を始めたのだ。歩き飲み。
私達は駅に対して東側に住んでいるので、西側を良く知らない。
駅までバスで出たら、西側を歩くことにしたのだ。
写真は、橋のかかる弁天池がある「弁天池公園」。
駅から数分歩いただけだが、気持ちがいいのですでにハイ。酒が合法であることに感謝だ。
雲一つない空だ。真っ青。
コンビニを渡り歩き、酒の補充をしつつ歩く。
補充が間に合わないので結局、散歩ではなく単なるコンビニツアーとなってしまった。
しかし、お店ごとにつまみを補充するのもまた楽し。
ワインに突入。
このようにプラスティックボトルに入れ替え、肩から提げて歩くのだ(笑)
こちらが供給元のボトル。
これはワインバッグとして作ってもらったものだ。
飲んでいることを隠す仕様のはずだったが、こうしてみると怪しいな(笑)
モノクロにしたら、旧日本兵のようでもある。
秋を感じさせる雑草。
夕陽。
かっ飛ばして飲んだダンナ、「もう疲れた」と泣きが入る。
まぁ歩いたことで運動になったし、移動しながら飲むので視覚的刺激もあって楽しかった。
歩き飲みも悪くない、と言ったところでそろそろ宣言も解除されそうである。
こんなしょうもないことを思いつく機会も減りそうだ。