人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子53歳。

 

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親心子知らず

「もしもし??・・・・・お前なぁ・・・・。」

父からの電話は、父の家で兄と集まって飲んだ翌日にかかってきたのだ。何か忘れたかな?と思いつつ電話に出ると、「お前なぁ」である。

「??」

「お前、いつもいつもあんなに飲んで、ちゃんと家に帰れてるのか?俺はもう心配で心配で・・・。」

「ぶっ。」

「ホントに頼むよ、ホントになぁ・・・。」

そして知り合いが駅のホームに落ちて亡くなった話などが続く。

「(うるさくなってきたぞ)はいはい。」

「はいはいじゃなくてだな、自分が思ってるよりなぁ、」

「大丈夫大丈夫、いつもちゃんと帰ってるから!」

「そういうけどなぁ、俺は、」

「(うるさいぞ)うんうん、気を付ける気を付ける。」

「俺はもう心配なんだよぉ・・・。」

 

まるで思春期の娘を持つ親である。親と言うのは一生こんなものなのか。

私が成長してないということなのかもしれないが、私はこれからも変わらないだろう。

父の望みを叶えるとしたら、お酒を控えるか飲んでも酔わないかである。どっちも無理だ。

今後もこのやりとりは続いていくのだろう。

 

 

雨が降ったので、仕事帰りのダンナを駅まで車で迎えに行った時のことだ。

突き当りの角を曲がろうと思ったら、その角でバイクごと少年が倒れていたのだ。

車を降りて声をかけると、「らいりょうふれふ」とロレツが回らず、どうやら酔っている様子。らいりょうふと言いつつ起き上がる気配がない。

見たところコケたなど事故ではなさそうなので、彼はそこに置いて交番に行ったのだ。

 

結局警察が来る前に彼は、起きてどこかに去って行ってしまった。なのでこの件は「しょうがないですね」で終わったのだが、ふと父のことを思い出した。

あぁ私も大して変わらないのかな。

 

酔ってコケて救急車で運ばれたなんて、絶対に言えないな(笑)

いつまで経っても親不孝娘である。