人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

スパイク・ホリデー

歳のせいか、低糖質を意識した食事に慣れてきたせいか、最近は以前ほどラーメンを食べなくなったのだ。

それでもやはり飲み過ぎた翌日なんかは体が欲するのか、中毒患者のような渇望感が湧いて来ることがある。

そんな時は遠慮しないで食べる。

ダイエットは長期戦を覚悟した方が、ストレスがなくていい。

週末ぐらいちょっと羽目外しても、平日で少しずつ取り戻せばいいじゃないか。

・・・などと言い訳しつつ食べる、ラーメン屋さんの美味しいラーメンよ。

ところがだ、食べ終わると俄然具合が悪くなるのである。

ダルい。

息が切れる。

動悸がする。

どうやら血糖値スパイクを起こしているのではないかと思われる。

一気に糖質が体に入ることで急上昇した血糖値を下げようと、インシュリンが頑張り過ぎてしまうために起こるらしい。

二日酔いで血糖値が下がっているところに、朝寝を貪って食事を抜く。

そこへいきなり昼にラーメンをドカンと食べるのである。良く考えてみれば、無理もない。

一日の始まりに食べたのだ、ここで具合が悪くなると、その後の予定が台無しになってしまう。

何とかできないものか。

これが、低糖質ダイエットと通じるものがあったので、相乗効果であった。

要は、血糖値の上昇を抑えるか、吸収を遅らせるかである。

糖質、例えば麺類やご飯などの炭水化物の前に野菜を食べると良いという。次に肉魚などのたんぱく質。糖質は一番最後だ。

時に我が家では今無限キャベツブームが到来していて、物凄い量のキャベツを消費している。

ダンナなどとうとう弁当のご飯もキャベツに変えてしまい、スルスル痩せ始めて妬ましい限りである(一応運動もしている)。

かくいう私も、ご飯の代わりに大皿1杯の生キャベツを食べている。そのせいか、家でスパイクを起こすことはほとんどなくなったと言っていい。

しかしだ。

ラーメンを食べる前に二日酔いで生キャベツを食べられるか??無限の素の豚肉もツライ。

それ以前に、キャベツを切る気力がない。

そもそも食べるタイミングはいつなのか?あまり時間を置くと、効果が薄れそうだが。そうなると、車の中で直前に食べるのか?あまり現実的でない。

何か代わりになれるものはないかと考えたが、例えば野菜ジュースなんかも実は糖質が高く、フルーツもまた然り。

このままではラーメンと体調不良は永遠にセットだ。

「血糖値スパイク ラーメンの食べ方」でネット検索をかけてみると・・・。

炭水化物に偏っているからいけないのだ。

一緒にたんぱく質を摂ることで血糖値の上昇を抑える。野菜があればなおいい。

つまり、チャーシュー麺にあわよくば野菜トッピング、理想は「全部のせ」だと書いてあるではないかEE:AEB30

とまあこれは糖質にスポットを当てた場合だが、カロリーに重点を置くならチャーシューの脂具合にも気をつけなくてはならない。

結局どうしたらいいやら。

だからまた、食べて寝てしまうのだ。

相変わらず休日は、エネルギーを溜め込む日である。