大自然の中の孤独、未知の世界に踏み入る勇気。
冒険家って、凄い。
監督:佐藤純彌
キャスト:西田敏行、倍賞千恵子、古尾谷雅人
1984年、カナダのマッキンリーを下山中に行方不明になった植村直己の半生を描いた作品。
大学で山岳部に入って登山に目覚め、次々と目標を大きくしていった植村。
持ち前のチャンレンジ精神で、それは登山の枠も超えて「冒険」へと開花していった。
極地での犬ぞり単独行。
誰も成し遂げなかったことに、挑戦し続けたが、そんな彼も、ついには帰らぬ人となる・・・。
ドキュメンタリーだ。一本道のストーリーではなく、彼の冒険の軌跡を辿るのみだ。
常人では経験できないであろうその体験は、どれも壮絶で見応えがある。
また冒険家の生きざまと言うものも見せつけられ、つくづく「こういう人だから成し遂げられたのだろう」と感じられた。
1986年の作品。
古いのは承知だが、それにしても会話がド昭和でちょっと厳しかった(笑)
もっと古い作品でも、それを感じさせないものだってあるのだ。この古臭さは残念ながら私にはマイナスに作用した。
西田敏行は良かったが、リメイクがあれば観たいような思いである。
ぽ子のオススメ度 ★★★☆☆
ダンナのオススメ度 ★★★☆☆