人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子53歳。

 

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酔夜の記憶

こってりと重い寝覚め。まぁこれを引き替えに酔夜を手に入れたのだ。文句はない。

スマホのアラームを消す。う。

なんじゃこのザラつきは。

見るとスマホ画面はどうしたことか、何かがベッタリとついて乾いていた。どうやら何かをこぼしたらしい。

キッチンに行くと、奇跡的に洗い物はしてあったのだ。グッジョブ、昨日の私。

しかし流し台にはまだ濡れ布巾が出しっぱなしだったので、ちょうどいいやこれでチャチャッとスマホも拭いて。

二日酔いの朝なんて、こんなものである。誰がふきんを洗ったりなんかするかよ。

そしてそれを手にした時に、蘇る。海馬の奥に沈んでいた昨夜の記憶・・・。

テーブルには、アジの南蛮漬け。

小アジが安かったので衝動買いしてしまったのだ。

酸っぱいものが好きなのでいつもならマリネにするところだったが、たまには味を変えようと南蛮漬けにしたのである。

それを出したのだが、目分量でつくったら味が薄かった。塩味も酸味も薄い。ハッキリ言って美味しくない。

赤ワインを1本空け、飲みかけだった白ワインを2本空け、さらに新しい白ワインももう空きそう・・・、というところでダンナがダウン。

まだ余力があった私は、酔った勢いで後片付けをすることにしたのだ。

テーブルの上のものを片づけていく。

南蛮漬けのタッパーも、まずキッチンへ移動。あ。

これ、しまう前に酢と塩を足したらどうか。

酔っていたのである。

塩のことは思い出せないが、酢は覚えている。上手く入れられなくて、流し台に大量にこぼしたからだ。

それを、布巾で拭いた。

記憶はそこまでだ。

私は、スマホの臭いをかいでみた。たった今、そこにあった布巾で拭いたばかりの。

酔っ払って布巾を洗ったり絞ったりするのは超絶面倒だが、二日酔いでやるよりよっぽどいいぞ。

やっとけ。