人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子53歳。

 

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水曜日の生存確認

水曜日、電話の日。父の生存確認だ。話す内容なんて、なんでもいい。声が聞ければミッションクリアである。「どうしてるかと思って」。それだけで父は勝手に喋り始めるのだ。もう事前に話題を用意することもなくなった。

最初は治療中の歯の話だ。そして足腰、記憶力。ここへ最近は、コロナなんかの話が続く。

しかし今回は、「そうだ急に話変わるんだが」といつもとは違う方向へと転換した。

「オレが学生だった頃、仲良しの3人組がいたんだ。オレと、同じ苗字のテルちゃんと、都築くんと。3人はいつも成績が上位でな。テルちゃんが一番、都築が二番、オレが三番だったんだ。」

突然の話題の急転換に「ん?」となったが、父は話し続ける。

「それがある時のテストで、都築が一番になって、オレが二番になって、テルちゃんが三番になったんだ。」

「ところがだよ、11月、12月だったかな、その時のテストでは、オレが一番で都築が二番、テルちゃんが三番になってなぁ、ガハハ。」

「そいで都築はさ、警察官になったんだよ。それがさ、オレんとこの弟や義弟がホラ、昔良く悪さしただろ。それを愚痴るとさ、なんかよ、すぐ出てくるんだよ(刑務所から?)。不思議だろ。あれ、何か根回ししてくれてたのかなぁ。」

「別にオレはどうして欲しいとは言ってないんだよ?それなのに、都築に話すとコトが丸く収まってるんだ。あいつはなぁ、警察って・・・・・。」

「ずいぶんお世話になったよ、都築には。」

「で、都築はは九州に行っちゃったんだ。」

「九州って、お前、今大変だぞ?水害で酷い目に合ってるのに、今度はコロナだろ。本当に九州は・・・。」

「だからオレ、都築んとこに、食料送ろうと思ったんだよ。干物とかな、日持ちしそうなものをな、色々とまとめてな。ところが宅配が、行かれねぇんだよ。」

「九州は今、大変なんですよ、ホントに。という訳で、また会う時までお互いに頑張っていきましょう。」

へっ・・・?

その話、最後の一行で済むんじゃないEE:AEB64

まぁ結論だけの会話じゃ味気ないが、伏線の張り方がムチャクチャじゃないかEE:AE5B1一体何の話かと思ったよEE:AE482

掃除をしながら聞いた。階段が綺麗になった。