だから何?という感じなのでわざわざ報告しなかったが、1万円引きのキャンペーン期間にPS4を買ってもらったのだ。
買ってもらっておいて言うのもなんだが、私にはPS3でのゲームがあるし、今すぐどうというものではなかった。
中古ソフトを見に行ったりもしたが、時代はオンラインに変わりつつあり、それに伴ってゲームの種類もガチのアクションが幅を利かせていた。
もちろん欲しいソフトはあったが、今すぐではないのである。しばらくPS4は眠っていることになるかと思われた。
しかしだ。
娘ぶー子のモンハンアタックに押され、たまたまバンド仲間のご子息もやっていたこともあり、モンハンでPS4デビューと相成った。
自分もそうだったが、オンラインゲーマーは一緒に行こう、助けてあげるとなぜかやたら親切である(笑)
まずはダンナが最初にぶー子とゲーム上で合流したが、彼女は自分の城を案内するが如く、意気揚々としてあちこち連れ回していた。
テーブルについて乾杯をし、腕相撲をし、食事をする。
クエストに出れば道案内をし、戦いやすいように助け、簡単にクリアしてしまう。
あれよあれよという間に展開し、「明日があるから」と別れてダンナは現実に返ったのだ。
狐にでもつままれた感じである。
ところで私は、大きな勘違いをしていた。
オンラインでゲームをやるにはお金がかかるが、それはハードに対してかかるものだと思っていたのだ。
ところがアカウントごとだったので、私もオンラインでやるには別途支払う必要がある。
私は今PS3をプレイしてるし、「私も」とは言いにくいところだ。
そこで、バンド仲間のご子息であるEE:AEB80彼が「一緒にやろうEE:AE482」と言ってくれたのだ。
私は「ケンちゃんが」と強調してあたかも不可抗力の体で、課金を迫った。
こうして私も晴れて、オンラインモンハンデビューとなったのである。
ケンちゃんは、初めての場所の案内をしてくれる。
テーブルについて乾杯をし、腕相撲だ。同じ流れに笑ってしまった。
そして助けられ、簡単にクリアし、別れたのだ。
何だったんだ、この滞りのなさは。今後ひとりで行かれる気がしない。
あくまでも本命はやりかけのPS3だが、以前モンハンにハマッた時もこうして始まったのだ。
私はまた、廃人の道に戻るのだろうか。
あれから10年後のモンハンである。