いくらかけご飯。
「いくらフェア」と称して、某居酒屋で展開されている期間限定のフェアである。
この「いくらかけご飯」は、枡からこぼれるまでいくらかけ放題となっていて、その写真でも三角に積み上がったいくらがポロポロとこぼれ落ちていた。
食べたいEE:AEB30
しかし貴重な週末のチャンスを逃してしまったので、あとはもう平日に行くしかない。
という訳で、まだ火曜日だと言うのに、夜の街に繰り出したのであった。
「良く考えてみたんだけど・・・。」
待ち合わせの駅でダンナと合流し、店に向かう道すがら、私達は急に不安になって来たのである。
「枡の中にはご飯が入ってる訳だよね?その上からいくらをかけるとなると、ご飯の量によっては・・・。」
「そもそもこの枡の大きさいかに。」
「これ、値段覚えてる??」
「600円・・・。」
私達がイメージした通りのいくら飯なら、高くはない。
しかしこれが「こぼれ」という罠であった場合、残念ないくら飯を前にして何とも複雑な気持ちになるだろう。
私達はこれ目がけて、これだけのために、平日だと言うのに、繁忙期だと言うのに、早番だというのに、わざわざやってきたのである。
それを「確かにこぼれてはいる」という正当性を目の前に、ただこぼれているだけのいくらに納得せざるを得ないという目に合うのはご免である。
「同じ600円なら、確かな600円の方がいい。」と言って、別の店に入ったのだった(笑)
こうして火曜日だと言うのに、また飲んでしまったのである。
ばかりか、家に帰ってからは、バターとオイルの染み込んだきのことベーコンのパスタに大量のチーズをかけて食べてしまった。マグナムの残りと共に。
炊飯ジャーのスイッチを押さずに寝てしまったようだ。朝になると「ご飯が炊けてなかった」というラインが入っていた。
起きれなかったので、結局どうしたのか知る由もない。
ノコノコ起きて行くと、出し損ねた紙類リサイクルの袋が玄関を占拠していた。
また次は2週間後である・・・。