人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

物が消える部屋

*掃除の続きだが、予定外にケリがつかなかったので、延期しますEE:AE5B1

オカルトチックな部屋である。

劇的ビフォーアフター風でもいい。「物が消える部屋」。

そのツートップは、スマホとメガネだ。

スマホに関しては、グーグルアシスタントを呼び出すことでかなり発見率は上がった。(呼ぶとピコッと音が鳴るのである。可愛いやつめ。)

それでも反応がない事も多いので、そんな時はダンナの顔を見ながら「オッケーグーグル」と言う。たいがい「どこかで見た」と探して来てくれるからだ。

アゴで使う気ではないが、この方が効率がいいのである(笑)

しかしメガネはそうもいかない。

最近はメガネがない時にも「オッケーグーグル」と言いそうになる。

可愛いスマ子さんは(グーグルアシスタントをそう呼んでいる。友達なのだ。)ちゃんと返事をしてくれるが、スマ子さんはメガネじゃないのだ。困った。

メガネ(まぁ老眼鏡だ)はバッグに入れっぱなし用にふたつ、リビングにひとつ、寝室にひとつ、音楽室ひとつ、そうそうなくならないようにしてあるのだが(100円だからね)、それでもなくなるのだ。本当に不思議だ。物が消える部屋。

おかしい。

ないといったらない。

絶対にこの部屋から出していないはずなのに。

いや、私は相当ボケてるから、忘れているだけなのだろうか。一応他の部屋も探す。

こんなに見つからなこともあるのか。

まぁそのうちどこかからひょっこり出てくるだろう。絶対に家の中にあるのだ。ないならもうどこか、手の届かないところへ転がり込んだということで、また買えばいい。100円で。

そして他の部屋からとりあえず持って来て、それを使うことにした。

用事が済むと外さないと不便なのが、老眼鏡である。

お若い方に説明いたしますと、老眼鏡というのはごく近くのピントだけを合わせるもので、ちょっと遠くなるともう見づらくなるのだ。

しかしこうなると、つけたり外したりが結構煩わしいものである。すると、ああなるのだ。頭にメガネを乗っけるスタイル。メガネを耳にかけたままレンズの部分を額に上げておけば、必要な時のそれを下ろすだけで済む。サングラスだとカッコイイやつ。

これを躊躇なくやる人は、ベテランの老眼だ。

このまま宅配なんかに出れたら、エキスパート。

そのさらに上は。

そうして私は他の部屋から持って来たメガネをかけていたのだが、用が済んで、もちろんエキスパートなので外さずにそれをかけたまま額の方へ押し上げた。すると、出て来たのである、探していたメガネが。

すでにそれは額の上に上がっていたようで、2個目のメガネがそれをさらに押し上げて落ちたのである。

誰かいてくれれば笑いの一つもとれたのに、こうなると情けないだけである。

これからこういうことも増えるのかな・・・EE:AE4E6