邦画、続きます。
これもまた、今さらっちゃ今さらだが。
監督:山崎貴
キャスト:岡田准一、三浦春馬、吹石一恵
祖母の葬式で、実は祖母が再婚していて、現在の祖父とは血が繋がっていないことを知った健太郎。
本当の祖父・久蔵のことを知りたくなり、姉と一緒に今は亡きその人の軌跡を辿り始める。
軍人時代の生存者に会うも、見えて来たのは「臆病者」「恥さらし」という、敵から逃げ回ってばかりいる姿であった。
もう久蔵の過去を調べるのは止めようと思い始めた頃、「本当の姿」が少しずつ見えてくる。
一流のパイロットであった久蔵は、なぜ後ろ指刺されてまでも戦闘を避けて回っていたのか。
死にたくないと言っていたはずなのに、なぜ特攻で命を落としたのか。
果たして久蔵は、本当に臆病者の恥さらしだったのか・・・。
戦争や特攻隊の悲惨さなどを伝えるにはタッチが軽く、戦場が何度も出て来ても現代ドラマのような感じが拭えなかった。
祖父・久蔵のいい人武勇伝これでもか!という、そしてそれを聞いて涙する孫の姉弟と。
戦争という重いテーマに、久蔵のストーリーが馴染んでいないのである。
戦時中の話だけ良かったんじゃないかな、などと思ってしまった。
辛口でスミマセン。正直な感想だ。
世間の評判はとてもいいようなので、少数派だと思って欲しい。
こういうことが良くあるんだよなぁ。ひねくれてるんかなぁEE:AE4E6
ぽ子のオススメ度 ★★☆☆☆
ダンナのオススメ度 ★★★★☆