人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子54歳。

 

<拍手機能について>拍手機能を外部から追加しましたが、反映するまでタイムラグがあるようです。励みにしてますので、ご理解いただいた上でポチっていただければ嬉しい限りです。よろしくお願いします。なお、拍手機能はスマホ版に表示されていないようで、使用できない方には申し訳ありません。

それぞれの棲み処へ

ラッキーが退院した。

点滴が効いたようで入院前よりはいい状態ではあるが、もうほとんど寝ている。

定位置は、ソファの上。

ソファはカバー洗濯待ちのまま数ヶ月放置状態になっていて、表面はツルツル、「寝床」というにはふさわしくなかった。

もう今後はほとんど寝床で過ごすようになることを考えると、もう少し快適な場所を作ってあげたい。

そこで。捨てなくて良かったEE:AEB80

昔買った猫ハウスを引っ張り出してきたのだ。

屋根のついた、小さな柔らかい家の形をしたものだ。

猫は穴倉のような狭い場所が好きなので、これはいいとピンときて買ったもの。中にはフカフカの布団が敷いてある。

ところが誰も、この中に入らなかった。

まずは大五郎が屋根から踏み潰し、潰れたままそれがこの猫ハウスの定型となってしまった。

その後は結構使ってくれるようになったから、皮肉である。

ラッキーのためにまず、この猫ハウスを持って来た。

寝なかった。

そもそも床となった屋根には数年分の猫の毛がたっぷり貼りついており、みずぼらしい。

良く見ると屋根はファスナーで外れるようなので、思い切って取ってみた。

ハウスは屋根だけがなくなり、うまく壁に囲まれ、なんだかいい感じである。

これを洗濯機で丸洗いしてから、再びソファの上に置いてみた。

こうしてこの寝床が、ラッキーの棲み処となった。

気に入ってくれて、嬉しいEE:AEACD

ところがだ。

住み心地が良ければ他の子だって入りたがるものである。

エルはラッキーが怖いのでそんなことはしない。

ミュウは狭そうだと思ったのか、すぐに諦めた。

しかし素直というか図々しいというか、大五郎は入りたいと思えば何も考えずにズンズン入ってしまう奴である。

最初はラッキーも面倒だったのかだるいのかそのまま一緒に寝ていたが、水を飲んだりトイレに行ったりして席をはずして帰って来た時に、あの黒くて図々しいデカやつがいると入れない。

この繰り返しで、このハウスは大五郎のものになってしまいそうだった。

これではラッキーの居場所が確保できないので、いちいち大五郎をどかすことになる。

また、寒がりのミュウにも定位置がなかった。

というのも、寒いと炊飯器の上に乗ってしまうからである。

別に乗られること自体は構わんのだが、時々スイッチを踏んでしまい、困っていた。

ミュウにも何か作ってやらなくては・・・。

寒いから、暖かい場所に行きたがるのである。どうにか暖かい場所を作れないものか。

EE:AE476

レンジで温める湯たんぽがあったEE:AE482衣替えの時に出て来たヤツEE:AE482

これを温めてタオルでくるむと、すっかり気に入って、炊飯器に乗ることはなくなった。

ところだ。

居心地が良ければ他の子だって使いたがるものである。

エルはミュウが怖いのでそんなことはしない。

しかし素直というか図々しいというか、大五郎はそこがいいと思えば何も考えずにズンズン入ってしまう奴である。

こうして今度は、ミュウがはじき出されるようになってしまった。

そりゃ大五郎だって寒かろう。可哀想なんだが、年寄りのヨボヨボさんの優先度は下げられない。

そもそもアンタは、テレビの上にあるチューナーの上(あったかい)が定位置だったじゃないか。

脚力もあるんだし、人のものを羨ましがってないでそこにいなさいよ。

・・・叱ったりどかしたりの繰り返しで、気の毒になって来た。

分かったよ大五郎、次はアンタの番ね。

大がかりだから考えないようにしていたが、もう思い切ってやることにするよ。

リビングのミニテ<uルの上部を外し、その中にあるコードを出す。

これはコタツだw 布団がなければテーブルとも言う。

コードを挿して、電源を入れる。おいで、大五郎。

入らないわな、これじゃただのテーブルだ。温かいかどうかなんか大五郎は感知しない。

猫じゃらしでテーブルの下に誘い出したが、「おEE:AE595」とはならなかった。

しゃーないEE:AE474暇じゃないんだがEE:AE5B1

2階からコタツ布団を持ってくる。干したかったが、もういいやEE:AE5B1

このタイミングでちょうど、注文していたこたつ布団カバーが届き、一気に冬支度ができてしまった。

大五郎もご満足だ。全く姿を見なくなった(笑)

これでみんなの居場所が定まった。

エルは・・・。

そもそも他の子らが怖いので、いつも「残った場所」を見つけて寝ていたのだ。誰がどこで寝ようと、エルにとっても何も変わりはしない。

今はキャットタワーの最上階で、いびきをかいている。