拷問とは、痛みや苦痛と引き換えに、何かを引き出す行為のことをいう。
また復讐の手段とすることもあるだろう。
程度もあるだろうが、趣味とする人もいるかもしれない。
いずれにしろその手段は、残虐である。
この野郎これでどうだ、と殴り続けるだけとは違う。
それに恐れおののき、すべてを投げ打つ気持ちにさせなくてはならないのである。
そこには痛みだけではなく、「恐怖」がなくてはならない。
先日観た映画にも拷問のシーンがあったが、とても正視できるものではなかった。
しかし、ふと考えたことがある。
恐怖はないが、かなり苦痛はあると思う。
普通の人間なら耐えがたいことではないかと思うのだが、コチョコチョって拷問にはならんのかなEE:AEB2F
目の前におっそろしい大男がいる。
自分は後ろ手に縛られ、「それ」についての白状を迫られている。
頑固に口を割らないため、目の前で家族が殺された。
悔しい。
私こそお前を、殺してやりたい。
そこでコチョコチョコチョ~EE:AEB5C
ギャアアアアアEE:AEB30
とはならんよねEE:AEB2F反射的に笑うわ。
のたうち回って爆笑する。
家族の遺体の横で、転げ回って笑いまくるのだ。
例えば戦時中の某国の収容所で、もしくは強制労働所で、どこかのカルト宗教の施設内で、宇宙人に捕らわれたUFOの中で、イケメンもばーさんも等しく笑い転げるのではないかと考えたら、これはかなり強力な拷問なんじゃないかと思えてきたのだ。
それとも極限の精神状態に置かれれば、そこのスイッチは入らんのだろうか。
そういう人に出会い、コチョコチョすることは一生ないだろう。
ということで、これは仮説に過ぎない。
せめて一度、プンスカ怒っている人をくすぐってみたいものだ。