さて、3号鉢に可愛い針子を見るようになって久しいが、その現在である。
どうも、おかしい。
全然大きくならないんだけどEE:AEB30
厳密に言うと、大きくなっている子もいるにはいる。でもたったの2匹だ。
そのうちの1匹も、昨日あたりから見ていない。
もう1匹は恐らく正しく成長し、「稚魚」というのにふさわしい形状になってきている。
しかしそれ以外は、いつ見ても、どれだけ経っても、「ちょっと大きくなった針子」なのである。
数も、何だか増えたり減ったりしているような。
結論。
恐らく針子は、死んだり新しく産まれたりを繰り返している。
その中で大きくなれる子は、非常に少なさそうだということだ。
針子がいるのは、浮草の根が長く絡まっている「幼稚園エリア」に限られる。ここを出てしまうともうそこは針子にとっては「大海」で、身を隠すものもなく、食べるものも見つけられないだろう。恐らく、死を意味する。
大きなメダカは自分たちの食い分がなくなると、最近は堂々と幼稚園エリアに入るようになっていた。
凄い食欲で、凄い気迫である。針子はみんな、一目散に逃げていく。大海に出てしまう子がいてもおかしくはない。
針子はこうして減っているのではないか。
改めて、自然の厳しさを知った。
保護すれば簡単に増えるだけに、切ないEE:AEAC0