人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

AFRIKA・16

今度は撮影ではなく、録音だ。すでに録音機材は届いている。

使い方の説明がないが、それは使う時になったらあるのだろうか。

キボコ湿原へ。

色んな場所を回って来てやっとわかってきたが、だいたいどの動物もいる場所が決まっている。

ゾウに関してはそれに気づく前のことだったので、まずは闇雲に探すところからだ。

いたのはエリアのほぼ中央の水場。

車を降りて近づいてもカメラを構えてしまうので、思い切って車で群れに突っ込んでみた。

するとエリックに「ボスがいる」と言われ、自動的に機材と一緒に車を降ろされた。

「マイクを構える・〇ボタン」、と右下に表示されている。

とりあえず近づいていって〇を押してみたが、ちゃんと押せてなかったのかタイミングが悪かったのか反応せず、ゾウに襲われてベースキャンプに強制帰還。

は?

一瞬の出来事である。機材の使い方すら確認できなかった。これで1回か。

またベースキャンプからの出発だ。こうなると遠い。

2度目は慎重に。

しかし慎重すぎるのか、距離があるからなのか雄叫びなど上げる気配はない。

ちょっと踏み込んでみた。

マイクを構える。

RECマークとボリュームの表示が出た。

これですでに録音は始まっているのか?それともこれはポーズ状態なのか?

試しに〇を押すとマイクモードが解除され、途端にゾウに襲われてしまった。

またしてもベースキャンプ送りだ。

意味が分からん。

どうも、まずは使い方から把握しなくてはなるまい。

今度は録音前に、試し録りをしておこう。

三たびキボコへ。しつこいが、本気でルーラが欲しい。

試し録りで分かったこと。

〇ボタンで構えてそのまま録音は開始。場所を移動することはできない。

時間がカウントダウンされており、どんどん減っている。恐らく最初は5分だったと思われる。

これを過ぎたら失敗とみなされるのだろうか。

もう一度〇ボタンを押すと、マイクモード自体が解除され、すぐに動くことができる。

また、向こうに気付かれて警戒モードに入っても、マイクが自動的に解除される。

以上だ。

その上で近くまで行ってマイクを構えるのだが、距離があると鳴かない、近づきすぎると怒りだして警戒モードに入ってしまう。

何度か試したが、その間の絶妙な場所というのが、あるようには思えないのだ。

なので、警戒モードをすっ飛ばしてグングン近づき、不意打ちで録ってやろうと思った。

瞬殺でやられてキャンプ送りだEE:AEB64

どうしたらいいんだ。

いよいよ攻略サイトのお世話になる時がきたか?

この強制送還からの出直しさえなければ、自力で解決したいんだが。

移動が無駄過ぎる。

やっぱり古いゲームほど、こういう難点があるなぁ・・・。