「平日に、家で昼飲みしましょう。」
そう言って誘ってあったのだが、いつの間に彼女は仕事に就いていたようで、有休をとらせてしまった、すみませんEE:AE5B1
キーボーディストのきょんさんが、うちに来たのだ。
前日に私は「掃除かバンドの練習か」の2択を迫られ、選んだのは掃除、そしてまず手を付けたのはテレビのリモコン磨きであった(笑)
続いてプレステ用のリモコンとプレステ本体を磨き、ふと思った。
玄関の掃除もトイレの掃除も掃除機をかけるのも、当日やった方が綺麗な状態で迎えられるじゃないか。
今やっても、明日までにまた汚れるし。
その量は微量であるとは分かっていたが、こうして私は面倒を先延ばしし、そのせいで当日のスタートは予定より1時間遅れとなったのだった。
とは言え、12時にはもう乾杯だ。
一緒にキッチンに立ち、飲みながらつまみを作る。
今回は結局きょんさんが十分作ってくれたので、ほとんどそれで済んでしまったEE:AEAC5
とにかく手際よく、手早く、それはあっという間に出来上がってしまったのだ。
私はこういうことができない。
レシピを見ながらやれ下茹でだ、下処理だ、大さじ3杯だと書かれていればそれに従い、時間も面倒もかかるという想像ができずにあれこれ夢ばかり膨らませ、結局キッチンに立ちっ放しの挙句に出来上がらない料理がいくつも残る。
一体私がレシピを見ないで作れる料理は、どれぐらいあるのだろうか。
「飲む」というと、ダンナと飲むかバンド仲間とワイワイ飲むかということが圧倒的に多い。
こうして女同士で2人で飲むことはなかなかないが、この「ガールズトーク(ガールはアレだが、まぁ女性特有の会話、という意味で)」が心地良く、会話は果てしない。
男性は、会話に結論を出したがる傾向にあるという。
対する女性の場合、会話には共感を求めるものだ。
例えば、「昨日、置き引きにあった」と言った場合、男性は「荷物は自転車のカゴに置いてっちゃダメだよ。」と言う。
ブッブー。
女性への答えは、「えー!?なにそれむかつく!どこのお店!?私も前に・・・。」と続くのが正解だ(笑)
無益な会話だけで終わった訳ではない。ちゃんと練習もした。
一緒に弾く曲があったのでふたりで合わせ、オタマトーンで遊び、その辺で記憶が飛んだ。
何となくバス停まで送ったような感触だけが残っている。
ふと目を開けたら、それは良く見覚えのある何かの一部だったが、思い出すことができなかった。
仕事から帰ったダンナに起こされ、それが玄関のドアであることが分かったのだ。
私はドアの前で寝ていた。きっと酔って鍵が開けられなかったのだろう。もしくは鍵を見つけられなかったか。
漢方の力及ばず、翌日は激しい二日酔いだった。
それでも家飲みは楽しかったEE:AEACD
懲りずにまたやりたいと思っている。
牛肉のおろしポン酢とカプレーゼ、たらこのパスタ、byきょんさん。
チーズフォンデュ。私この具材茹でただけねEE:AEB64