気持ち悪い、頭が痛い、といった二日酔いの症状よりも、とにかく体の痛みが酷い。
左の尻。じっとしていてもズキズキと痛む。
そして左顔面。
腫れているのか、若干視界が狭いような気がする。
バンド仲間のメッセンジャーに、「顔が痛い、鏡を見るのが怖い」と送ると、すぐにふたりからレスがあった。
「鏡を見ないで写真を送れ」
「写真に撮って」
揃いも揃ってこの早さでこのレスかEE:AEB64
しかし私自身も気にはなっているので、自撮りしてみる。ちゃんと送ってやったぞ。
思ったよりも、見た目には酷いことにはなってなかった。ちょっと腫れているのが分かるかどうか、というところである。
まぁそもそも腫れぼったい顔なんで。
それにしても、なんで顔が?
LINEでラーメンのスタンプを送ると、ダンナが寝室に現れる。
彼もゲンナリしている。
怪我の顛末を聞くと、最終的には歩けなくなって転びながら帰って来たとか。
左側がやられていたので左に転んだのだろうと判断したが、怪我はそれだけではなかった。
あまりにも左っ尻が痛いので他が分かりにくかっただけで、あちこち打ち身だらけである。
右っ尻。
膝をついたのだろう、両膝。
手をついたのだろう、右手の平。
ダンナも手が痛いといい、ズボンが汚れていたらしいので、巻き込まれたのだろう。
近所の人に見られてなければいいのだが。
とにかく、左っ尻の痛みが深刻であった。
体を伸ばしている分にはまだいいが、座ったり屈んだりと関節を曲げる動作が辛い。楽な姿勢は立つか寝るかだけであった。
ゴスペル練習日なんだけどEE:AEB64
どうしても行かなくてはならない日であった。
尻の痛みにかまけていてごまかっていたが、そもそも二日酔いで歌なんか歌える状況ではない。
まぁ二日酔いは、毎度のことだ。不思議と歌を歌うと元気になるのだ。行っておいた方がいい。
かくしてダンナに送ってもらい、練習に行ったのであった。
元気にはなった。
尻は痛い。
帰ったら布団に直行だ。
晩ご飯は残り物で賄えたので、手抜きができた。
問題は月曜日からだ。
自転車なんか乗ったら、左足が尻からもげそうEE:AEB64
そもそも今すでにもげそうなんじゃないか?
・・・と心配だったが、月曜日になってみたら、少し良くなっていた。
このまま時間をかけて回復していくことだろう。
いくことを祈る。
恥ずかしいわ、尻とか。