あの変なカレーもどき(具入りチャツネだ)を、真っ当なカレーにする。
絶対的に足りなかったのは、ダシと塩分である。
なので、普通に作ったカレーとミックスすることにしたのだ。
ベースのスープは、鶏肉を茹でた煮汁だ。
今度こそ、負ける気がしないEE:AE4E5
もう「ヘルシー」などという言葉は捨てる。食事に必要なのは、旨さなのだ。
肉、買ってくるぞEE:AEB30新たに肉を追加だ。
狙いは牛肉。
バラかスネのブロック希望。
半額時間帯に行ったのだが、この日の勝負には負けた。半額になっていたのは、豚肉ばかりであった。
まぁいいや。昨日の鶏ムネよりよっぽどいい。
そこにあったブロック肉は、肩ロースとモモ。
断然ここは、脂の入った方ロースを選ぶべき場面なのだろうが、モモの方が安い=たくさん食べられるのねEE:AE5B1
火を通すと硬くなって扱いにくい部位だが、良し、こいつがどこまで柔らかくなるか、ちょいと挑んでやろうと思う。
ネットで調べたところ、モモ肉はどうにも煮込みに向かない肉であった。
薄切り肉も、工夫しないと硬くて美味しくならない。
そこで色々と裏技がある訳なのだが、そのどれもが、薄切り肉を対象としたものであった。
仕方がないので、それをそのままこのブロックに施すことにしたのだ。
やれるったけ、やってみた。
やったこと。叩いて切ってから砂糖をたっぷりまぶし、一晩マリネ。
入れたもの。玉ネギとりんごのすりおろしに、赤ワイン。
翌日、件の鶏スープにこれを汁ごと入れ、冷たいうちから一緒に煮る。→保温鍋で6時間ほど放置。
人参IN。さらに放置。
しめじIN、さらに放置。
半分ほどよけて、翌日用のスープに。残ったスープにチャツネIN。
温めてすこし馴染ませたら、市販のカレールー(ゴールデンカレー夏季限定バリ辛)をIN。
できたEE:AE471
結果。
カレーは凄く美味しかった。
しかし、凄く甘くて凄く辛い(笑)
いいんだか悪いんだか、フルーツの甘みとカイエンペッパーの辛味が強く、何とも個性的な味であった。
私は好きな味だが、辛味は調整した方が良さそうだ。甘みはもうどうにもならん。りんご消費が目的で大量に入れたのだ。
でも美味しかったから、甘いのが嫌ならカイエンペッパーを増やせば良かろう。
おさらいしておくと、チャツネには人参とエリンギのみじん切り、こんにゃくの角切りも入っている。
そして、スープ用によけた方も、塩こしょうだけで美味しくできたのだ。
肉は、ちゃんと柔らかくなっていた。
しかし、脂分がないので、モッサリとした口当たりはどうしようもない。
口の中で繊維がほどけるような感じはあるから、ギリ許容範囲というところだ。
安くてヘルシーということを考えれば、今後も使ってみようと思えたのであった。
結論。
今後毎年贈られてくる林檎は、チャツネにしてやろうと思う。
それから、豚モモ、見直したぞ。
りんごのうちいくつかは、豚モモのマリネに使うとしよう。
来年こそ、ひとつの林檎も腐らせないぞEE:AEB30