目が覚めたのは、もう昼前であった。
前夜家に帰って来たのは、午前3時頃かと思われる。
思い出さない方がいい。
本能的に、分かるのだ。
こんなに飲み過ぎたのだ、ろくでもない夜を過ごしたはずである。
私は自然に湧き上がってこようとする前夜の記憶を、苦労して内側へ内側へと押し込んだ。
やっちまった感満載。
カラオケ7時間→一中バンド飲みに合流→またカラオケ→P→ラーメン、とフルコースであった。トータルでおよそ15時間程飲み続けたことになる。
その前の晩もバンドのミーティングで飲み過ぎており、意外とこう続くと酒の効きが悪くなるものなのである。
故にこの長時間飲酒に耐えられたのだろう。
ダンナは二日酔いで死んでいたが、なぜか私は全く元気であった。
ゴスペルの練習に響かずに助かった。
何なら今日も飲むつもりでいたが、どうも体が嫌がっているようなので、やめにする。
となると起きていても楽しみがないので、とっとと寝ようかというところだ。
さて、明日から忙しくなる。
予定はキッチリ組んだので、あとはこの通りにやればいいだけのはずだ。
だから今日もサボる。
予定は明日からだ。