人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子54歳。

 

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掃除とは、自分の罪との対峙である。

 

 

 

 

今年こそは。

そんな気持ちで新しい年を迎えたのだが、道は険しい。

 

私が今年の目標に挙げたことは、音楽活動に関することのほか、生活サイクルの改善と、部屋の根本的な片づけであった。

部屋の片づけ。

それは単純に快適な空間を作る、という意味ではない。

いつでも人を呼べる部屋にする、という意味である。

 

しかし、道は険しい。

1つのことを解決するには、密接に絡み合っている問題を先に解決しなくてはならないという、複雑な状況になっていた。

 

例えば。

物置化している音楽室は、片づけの優先度が高い部屋であった。なぜなら、新しいエアコンは玄関にあるのに、部屋が汚くて業者を呼べずに交換できないという状態であった。

音楽室を圧迫しているのは、まず、客用の布団とコタツ布団。

これを干したのはもう去年の話なのだが、ベランダに干し、音楽室に取り込んでそのままなのである。

この部屋ではDVD鑑賞もするが、その度に布団を隣の部屋に移動させなくてはならなかった。

 

もともと押し入れに収まっていたのだから、また元の場所に戻せばいいだけの話である。

しかしそれをしないのには、訳があった。

湿気るから、もうあそこに戻したくなかったのである。

これは客用の布団だ。客が来たら速やかに出せるようにしておきたい。

せっかく干したのにまた湿気るのでは、干した意味がないじゃないか。

そこで私はこの布団の収納場所を、娘ぶー子の(今はダンナの)ベッドの下にすることにしたのであった。

 

そこで最初の困難は、このベッドの下の片づけである。

さすが私の娘ぶー子、ベッドの下もなかなか思い切った使い方をしていた。

靴やバッグの大量の空き箱、高校時代の上履き、新品同様の下着、化粧品。なんの脈略もない物の集まりである。

埃だらけのそれらを片づけると、いよいよ潜り込んで一番奥に落ちていた「ハンター×ハンター」3冊を取り出す。ベッドから落ちたと思われ。

 

これで物がなくなった。こんどはルンバだ。

綺麗になったらやっと布団をここに移動である。

・・・と。

 

邪魔EE:AE5B1

ベッドの手前には、月下美人の大きな鉢が3つ、置かれていた。枯れてるヤツ。

ここに移動したのは、2年前の冬だ。

冬の寒さが堪えるだろうと親切心でここに置いたのだが、案の定そのまま忘れた。

枯れていくのを見るのが辛く、私は意識的に忘れるように努めた。

その結果がこれである。

自分の罪深さと向かい合う自信がなくここまで来てしまったが、目を背けていても物事は解決しないのだ。いつかはやらなくてはならないのである。

枯れた鉢を持って、庭へと往復する。

 

庭も庭だ。最後に出たのはいつのことだったか。

季節は移り変わり、かつて色鮮やかであっただろう雑草たちが、全盛期の姿のまま茶色く化石化していた。

あまりに大きなものだけ引っこ抜いたが、ポキリと乾いた音を立てて他愛もなく折れた。

恐らく最後に出たであろう時に置いたと思われるゴミ袋にそれを突っ込むと、野ざらしにされていた袋も弱っており、すぐに穴が開いた。

 

そしてその先に、あっ・・・。

君も忘れていたよ、フォエバーローズ。

鉢植えの世話が手に負えなくて、地植えにしたんだった。

これはけなげに頑張っていた。なまじっか私が育てるより、地植えで放置した方が生きながらえるといういい例である。

それでも季節柄、休眠状態のようで、3つのつぼみをつけたまま時が止まっていた。

 

この庭は、死んでいる。

もう私は花など育てない。

家の掃除にカタがついたら、今度はこの庭を丸坊主にしてやる。

そう心に決めた時、何か柔らかいものを踏んだ。

 

ハイハイ、せめて野良猫の役にでも立ってくれれば本望ですよ。

あの軟度は結構新しいと思われた。

次に出る時にはコチコチになっていてくれますよう。

 

 

こうしてやっと、布団がベッドの下に収まったのだ。敷布団だけ。

掛け布団、入んないよEE:AE5B1

丸めて縮める方法を考えることにする。

 

布団の収納ひとつでこの有様だ。

先は長い。