人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

MFR Vol.37〈BEFORE〉

これまた壮絶な週末であった。

金曜日の夜についてはダンナは会社の飲み会で夜おらず、ひっそりとひとりゲーム飲みをキメようと思っていたのだ。

ところが意外と早く、飲み足りない状態で帰って来たので、普通の家飲みとなった。

とは言え、飲み始めのスタートラインが違うのだ。

ダンナはひとしきり食物連鎖について語り、そして犬は食べられないのになぜ貝類は可哀想にならないのかと疑問を投げかけ、座椅子で寝てしまった。

結果的には、ひとりゲーム飲みにはなった。

その程度の飲みだったので翌日はスッキリとしていたが、朝寝を貪り、朝昼兼用の食事を食べに行き、昼寝をしたらもう夜になってしまった。

行かねばならぬ。

この日は夜8時からリハの予定が入っていたが、ライブに備えて歌の練習もしたかったのだ。スタジオに入る前にカラオケ1時間。

ここで飲んだビールが十分なスターターの役目を果たし、スタジオへはスパークリングワインのミニボトルを買って行く。

リハは、翌日のライブでのセッションのリハであった。

実はライブの日は会場であるポップロックのマスターの誕生日でもあり、シークレットでポップロックオールスターズによるスティービー・ワンダーの「ハッピーバースデー」を歌おうということになったのである。

総勢10人強のリハだ。BAND AID状態で大盛り上がり。

そのまま久米川に繰り出し、酔っぱらってバンド仲間を家に連れ込みさらに飲む。

部屋、全然片づけてなかったのに、若いのと大御所連れて来ちゃったよEE:AEB64

もうすでに私はグデングデンに出来上がっていたので、もてなしのところまで頭は回っていない。

あるものを出したようだが、それはいつか人数がそれなりに集まったら飲もうと思っていた、日本酒の古酒飲み比べセットであった。

コイツがゲロマズEE:AEB64

何を話したのかなど記憶はほとんどないが、これだけは覚えている。ゲロマズであった。

それでも何本かは飲み切った形跡がある。

そしてその後は、自家製の果実酒。

後で分かったが、私が出したのはまだ寝かしている製作途中のものであった。

どーだったんでしょEE:AE5B1

もうホント、ゴメンナサイだ。

どうも酔うと、人を連れて来たくなる。

今後はそれも想定して、平日にできるだけ片づけて、週末に入る前に簡単な飲み物と食べ物ぐらいストックしておくことにする。

寝たのは何時だったのか。気が付いたら床にひっくり返っていて、ダンナがみんなを送っていくところであった。

それでも起きれず、床寝を晒していた。

やがてダンナが戻ってきたが、「もうあと2時間ぐらいしか寝れないよ。」と言って布団に移動した。

2時間。

まだ全然酒が残っている。

2時間経ったら本番前の最終リハだ。

どーすんの、これ・・・。