人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

不完全なHAPPYDAY

空腹で健診受けてる間は「このあと何かうまいもの食ってやろう」と思うのだが、結局いつもバリウムで満たされてしまう。

まぁいいか。ヨーグルト味のおやつと思ってEE:AE4E6

前日がBBQとリハとライブのハシゴだったため、もう今年の数値は投げたつもりであった。

しかしBBQに飲んで時間が経ったらすっかり酒が抜けてしまい、それ以後はあんまり回らなかったのだ。

なのであまり飲まずに10時半という早めの帰宅からの早寝だ。そんなに数値には影響していないと思われ。

BBQは、12時から友人宅での開催。ライブBBQだ。

どんなん!?ってもう、軽井沢のリゾート地みたいな家に広い庭、そこにステージ作ってちょっとした野外フェスである。

初めてお邪魔したが、そのスケールにびっくり。

焼きたてのサンマをつつきながら、酒を飲みつつ生ライブ。

リハを控えていたので少ししかいられなかったが、夢のような時間であった。

電車の中で「今のは何だったんだろう・・・。」と脱力。

いただいたみょうがの漬けたのが美味しかったからメモ。

醤油とみりんに、ゆずやかぼすなどのすっぱい果実を絞り(果実も切って入っていた)、そこにみょうがをIN。そのまま3~5日間。

甘めが良ければみりんを多めにしたり砂糖を入れたり。大人の味なら鷹の爪をプラス。

健さんの奥様作とのこと。びっくりするほど美味しかったEE:AE482

友人宅を後にすると、リハだ。2度目にして仕上げ。

こちらはいい感じに仕上がり、あとは本番だけという状態だ。

今回は出演順が終わりの方だったのでそれまでに酔っ払っちまうかと心配していたのだが、先ほど書いたようにあまり飲めないし酔いも回らない状態。

演奏するには理想的であった(笑)

おかげで失敗も立て直しが速やかにでき(失敗はするのだ・笑)、心残りの少ない(「ない」ではないのだ・笑)ライブとなった。

曲は、セッションで松崎ナオの「川べりの家」、これはスタッフの若い女の子ゆきちゃんのリクエストだ、知らない曲(笑)

フンワリとした女の子らしい曲で、ゆきちゃんの雰囲気に良く合っている。

通してピアノが入っているが、どちらかというとこういう伴奏的なピアノの方が得意だ。

イントロと間奏を間違えられないというプレッシャーはあるが(笑)

そして、いつもビートルズをやっているグラッパの方は、今回サプライズを狙ってのリクエストを、企画のebbiちゃんから直々にいただいていた。

WINGSだEE:AE47B

こ~れは気合入ったよ(笑)

「JET」はダンナも良くカラオケで歌っていた曲で馴染みがあり、これを演奏する側になるんだと思うとしみじみとした思いが湧いてきた。

エンディング、弾きませんでした、忘れてました、ごめんなさいEE:AEB64

リハの時点でも忘れていて何度もやり直したのに、数時間のうちにもとに戻ってしまった模様。

「Live and let die」は、もう全力出し切ったという感じで感無量だ。

そもそも007に使われた映画音楽であり、バンドというよりもオーケストラ形態だ。曲の構成もポールらしくドラマチックに変化していく。

音色の振り分けから切り替えが熾烈な上に、手の動きも油断がならん。

ミストーンがごまかしがきかない代わりに、2、3、音が抜けても大して影響がないということが寸前のリハで分かったのが救いであった(笑)自信がない音は飛ばした。

そして今回はべーしすと氏がピアノ弾きながら歌うという、新しい領域に入ったのだ。

あの人、すごいよEE:AE5B1

使ってないシンセを提供してからわずか数ヶ月で、弾き語りである。私だってできないのにEE:AEB64

みんな頑張った。

これが終わったら腑抜けてしまった。

終わった~~~EE:AE5B1

そのまま腑抜けて、大御所バンドの終盤戦に突入。

おい、腑抜けている場合じゃないぞ。

最後にサプライズやるんだぞ。

実はこの日は、企画のebbi嬢の誕生日であった。

彼女は誰にも言わずにいたが、プログラム終了後にビートルズのバースデーを演りながらケーキと花束でおめでとう大会なのである。

大御所たちの演奏を目の前にしつつ、「終ったら譜面立てに楽譜、キーボードの音声確認、マイクの確保、終ったら譜面立てに楽譜、キーボードの音声確認、マイクの確保、終ったら譜面立てに楽譜、キーボードの音声確認、マイクの確保」と同時進行で頭の中で繰り返していた。

心配したサプライズバースデーも滞りなく終わり、その後はくじ引き大会であった。

今回は恒例ライブ企画MFR5周年とのことで、このような催しを用意してくれたのだ。

一番に当たりました、なんと「POPROCK商品券」(笑)

そして、特別に「ムチャぶり還元」としてワインをいただいたのだ。

私、ほんっとうに子供のころから勉強はできないし忘れ物も多いし遅刻ばっかりしてしょーもない落ちこぼれで何の取り柄もなく、こんな風に表彰的なことをされたことなど皆無であった。

POPでも私はヘタクソで(ほんとだよ)、勢いだけでやってきたのだ。それを他のお客さんが救ってくれていたのだ。

本来なら感謝をするべき場面で、身に余る光栄である。

「Lost in Hollywood」、頑張ってくれたねと言ってくれたが、アレ、本当に失敗してひどかった曲である。それを「頑張ったのが伝わって来た」と言ってくれ、涙が出る思いだ。

ホントに難しかったんだよ~~EE:AEB64

本当にいい仲間と巡り合えて幸せだ。こんな人生が待ち受けているとは思いもしなかった。

あっ、それなのに昨日の失言EE:AE5B1

思い出したくないが忘れちゃいけないだろうが。かといって蒸し返すのもかえってアレだし、ごめんなさい、私も地獄だEE:AEB64

あぁ、言われるより言う方がツライね、ほんと嫌になるわ。

小さなシミひとつ残して、幸せな一日が終わった。

気が付いたらもう10月だ。

束の間、「普通の主婦」に戻る。