<<自動投稿になってます。コメントのお返しが遅れますEE:AEAD9EE:AEAD9EE:AEAD9>>
「じゃ明日、赤いのでも食べに行きますかEE:AE595」とギタリスト氏が言っていたような気がする。
ライブの翌日。
私は布団の中で、頭痛と吐き気とダルさと戦っていた。
昼前にいよいよ召集がかかると、覚悟を決めて支度をする。
風呂にすら入っていない。
さすがに前日と同じバンドTシャツって訳にもいかんだろうから服だけは変えたが、合皮のブレスレットと十字架のチョーカーはそのまま出かけてしまった。合ってないってEE:AE5B1
駅に向かうバスの中で、ダンナがギタリスト氏からのLINEをキャッチ。
それを私に見せる。
缶ビールの写真だ。
彼は駅に向かいながら、もう飲んでいる。
オエッ。
私は反射的に顔を背けた。胃の中のものが一瞬、上に移動した。
駅で会った彼は、もう清々しい顔をしている。飲みながら歩いてきたとのこと。
私といえば、背中を普通に伸ばしていることすら辛い。
食べれば楽になるはずである。
まずはラーメンだ。
男衆、乾杯してるよEE:AE5B1
私も乾杯分だけちょこっと貰ったが、オエッ。さっきよりもっと上に上がってきたよEE:AE5B1
ラーメンを食べたら少し楽にはなった。
さて、これからどうする。
暗黙の了解で「飲み」は決まっているので、あとは具体的な場所である。
ギタリスト氏が自宅へ招いてくれ、それに甘えることにする。
とてもいい天気だ。歩いて向かう。
・・・飲みながら。
いくらか回復したとはいえ、まだビールという感じではない。
「白桃ネクターサワー」という女子供向けのほぼジュースからのスタートである。
しかし進まんのEE:AE4E6
1本飲み切らないうちに着いてしまった。
買い出しでは「パインのお酒」という、これもまた酒っぽくないものをチョイスした。
とはいえ、今度のはジュースっぽいというよりも、どちらかというと果実酒のカテゴリだ。こいつで復活を促す。
ギタリスト氏宅に着いて一息、気がつくと彼の元には色んな誘いが錯綜していた。
バンド仲間ふたりと、出かけている奥様、ふたりの子供と私たち。
これらを何とかうまい事さばき、結果として今度はさっきとは別の駅方面の飲み屋で集合することになる。
異色な集まりであった。
ギタリスト氏とダンナ以外は、全員初めて外で(対する「うち」というのはミュージックバーPである)飲むメンバーだ。
めっちゃ楽しかったEE:AEB30
お店の人が知り合いのようで、無言でギターを2本持ってきたのだ。
どうぞ弾いて下さい、という意味ではなく、弦張り替えてくれという意味であった(笑)
一見コワモテヤンキー風のシゲちゃんが、「テメーふざけんなよマジでEE:AE4E5」と言いながらも、誰も手をつけようとしなかったそれを、まず丁寧に拭き始めたので笑った。
結局みんなで力を合わせて、2本のギターの弦を張り替えたのだ。
ちゃんとした道具がなかったこともあるようだが、かなり大変な作業であった。
聞こえよがしに「大変だった」と言うと、その都度つまみを追加してくれた(笑)
楽しかったEE:AEACD
年齢も育ちも全然違うのに、「音楽」という共通項があるだけで、ひとつになれる。
Pに行っていなかったら、私は今どんな人生を送っていただろう?
改めて、運命と出会いに感謝した夜であった。