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用事があり、朝から日本橋へ。
ラッシュアワーだ、途中でガラガラの各駅に乗り換えようかと迷ったが、着いてみたら時間ギリギリEE:AE5B1あぶねーEE:AE5B1
用事は11時頃には済んでしまったので、新宿まで歩くことにした。
一体、日本橋から新宿までというのはどれぐらいのものなのかサッパリ見当もつかなかったが、まぁ疲れたら電車に乗ればいいでしょ、と軽く考えて歩き出したのであった。
前回の失敗を踏まえて、一応地図は見た(笑)
お堀沿いに歩けば迷うことはない。途中で20号に入り、新宿に向かうことにする。
歩くことにしたのは運動のためもあるが、歌を覚えたかったのである。
これは私の個人練習だ。時間が長ければ長いほど、練習にも運動にもなる。
なのであえて距離は確かめなかったのだった。
お堀に突き当たったら右。あとはお堀に沿っていけばいいだけである。
私は歌に集中した。
しまいには声まで出して歌った。
何度も繰り返した。
私の中の「問題箇所」が、少しずつ「問題」でなくなっていく。
こりゃいい練習になるぞ。
桜田門は開放されていて、多くの外国人が出入りしていた。
どれ、せっかくだから私も入ってみるとするか。
変なとこ、行かないよねEE:AE5B1地図を見てみる。
ん?
ここはどこだ?
桜田門だ。
新宿はどこだ?
新宿はそこ。
ここから新宿にはどうやって行くんだ?
途中から20号に入る。
20号どこだ?
地図を見ても私には、桜田門、新宿、20号の位置関係が飲み込めなかった。
お堀沿いを歩いたのは失敗だった、マラソンのトラックのように1周しているので、すっかり方向感覚が分からなくなっていた。
とは言え、地図は地図で、どっちに向こうが変わらず正しいものを示しているはずだ。
それを飲み込めなかったのは、私が20号を行き過ぎていたからであり、そしてまさか行き過ぎてるなどとは夢にも思っていなかったからであった。
ちょうどその頃、昼休みに入ったダンナからLINEが来たのだ。
どうも迷ったらしい、と伝えながらも桜田門を散策していると、「半蔵門へ向かえ。ここまできた距離の倍ぐらいかかるが」という返事が来たのでぶったまげた。
泡食って改めて地図を見る。
行き過ぎたんだ、戻りながら20号の標識を探そう。
しかしダンナは、戻らず進めと言う。
うん、確かにそんな気もする。
この道は、何度か歩いたことがあるのだ。
そのうちに見覚えのある場所に出るとタカを括っていたのもあり、いちいち地図で確かめなかった。
きっとその「見覚えのある場所」が、この先にあるはずだ。
そしてその通り、見覚えのある場所に出た。
一周しちゃったよEE:AEB64
もう何が何だか訳が分からん。分からんが、再スタートであることは確かだ。
ううっ、これはチャンスだと思うことにしよう。この先に20号があるはずである。もう一度やり直すのだ。
20号は私が思っていたより早く現れたのだ。
歌など歌っている場合ではなかった。練習にはなったが。
これは前回の国分寺→東村山を上回る歩数になっているに違いないと期待したが、23000歩、ほぼ同じEE:AE4E6
しかしもはや23000歩では感動しなくなった自分がいる。
次回の日本橋は、12月3日だ。
ここでこの記録、塗り替えてみせる。
そして歌は完璧に覚えている・・・、フッフッフ。