人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

そしてまた、ライオンズ

またまたダンナが会社でチケットを当てたので、野球観戦に行ってきたのだ。

何度も言うが、別に野球になど興味はない。

しかし「夏の夜、スポーツ観戦をしながら飲む」というのは、ちょっとした魅力なのだ。

クーラーバッグに酒とつまみを詰め込んで、いざ!!

ところで球場は、瓶と缶の持ち込みが禁止されている。

球場の入り口で紙コップに移し替えができるので、コンビニでビールを買って移し替えていく。

球場内の生ビールは700円だ。馬鹿馬鹿しい。

350mlの氷結も470円で馬鹿馬鹿しかったが、持ち込んだ焼酎をプラカップに入れるのに欲しかったので2杯分購入。

飲むも食べるもの総じて高いが、美味しそうなんだよなぁEE:AE5B1

ソーセージ、買ったEE:AEB61

野球など興味はないと言いながらも、応援団の熱気、バッターが入る時のアナウンスや音楽、キャラクターやチアガールの底抜けの明るさにこちらもワクワクしてきてしまう。

急にお喋りになり、酔いが回ってくる。

実は1回の裏でもうヘベレケであった。

それを悟られないようにするのに苦労したが、4回の表で寝てしまった二の舞になる予感である。

ところが酔った勢いでゲームにのめり込んでしまい、どんどん応援が本気モードに。

7回で飛ばす風船が欲しくなり、200円で買ってくる(笑)

しかしこの連帯感。

私たちはみんなでライオンズを応援しているのだ。気持ちはひとつ、そしてそれを黄色い風船が証明するのである。これを飛ばすことにより、私はますますのめり込んだ。

トイレは地下1階、エレベーターで下りる。

そのエレベーターに大きなハチのような虫が入り込み、大騒ぎだ(笑)

恥ずかしいが、一番みっともなく騒いだのは酔っ払いの私である。

ところが帰りの上りでは、やはり相当お酔いの男性が一緒に乗り、私と虫を散々交互に見るので「虫ですね」と言ってみた。

彼は満足そうに先に下りていった。

ライオンズは負けた。

特にいい場面もなく、カッコ悪いぐらいに負けた。

それでも私は面白かった。

つまるところ、酒のつまみだったのである。美味しいつまみであった。

密かに断捨離のターゲットにしていたライオンズの旗は、やはりとっておくことにする。