記録として、治療に入った時点での状態を書いておこうと思う。
症状としては、声嗄れ、高い声が出ない。
喋る分にはあまり分からないが、興奮して「そうなの~~EE:AE482」などとトーンを上げると嗄れる。キャーなどという裏声を使った悲鳴は出ない(笑)
歌声だと、ラA(一点イ?)あたりからかすれ始め、ドC(二点ハ)は音声にならないカスカス、その上のミE(二点ホ)は運が良ければ音は出る、更に上のソG(二点ト)から上は全く出ない、という感じだ。
言葉によって出やすい出にくいがあるみたいで、キッチリこうだとは言えない。
ただ、嗄れている部分が多いので汚いのが実情である。
一方、バンドで歌う時には嗄れることはほとんどない。出るのは高いレD(二点ニ)まで、これも嗄らさずに出せている。
恐らく発声の違いだろうが、こういうのが喉を痛めているのかもしれない。
できるだけ喉を締めずにミックスで歌うようにしているが。
息が続かない。
本当に不思議なのだが、声を出さずに息だけでできるだけ細く長く出してフーと吹くのなら、40秒程度。
これが、アーと声を出した途端に続かなくなるのである。
今計って自分でも驚いたが、10秒いかない。喉を締めて、プラス2、3秒というところか。
ただこれは、単に発声が悪いだけの可能性もある。なぜならカラオケで息が続かないということはあまりないからだ。
どうも、深く出そうと思うとそのぶん息が出てしまうような気がする。
この件は保留。
自覚症状は、慢性的な喉の痛み。
そう強くはないのであまり気にはならない程度。ヒリヒリ焼けるような痛み、飲んだ次の日は、痛みが強い時がある。特に、アルコール度数の強いお酒を飲んだあと。
声帯ポリポイドというものについて、簡単に説明したい。
ポリープや結節が声帯にできる瘤であることに対し、ポリポイドは声帯全体がブヨブヨに腫れた状態になっているもの。
原因は主に喫煙とされていて、これだけ喉の酷使の自覚があった私でも、昔吸っていたタバコが原因と言われたのだ。
そのためかは分からないが、治療の現段階で、歌や会話を禁じられてはいない。
しかし色々調べたところやはり歌を歌う人の罹患も多いので、喉の酷使と何らかの因果関係はあるのではと思っている。
果たしてこの状態から、どこまで軽快するだろうか。
手術以外の治療には期待していない分、これで変化があった時の喜びは大きいと思う。
まずは先生に託してみる。
お酒、飲みたいよう。