~昨日の続き~
しかしこれも結構大変な作業であった。
主に画像データは携帯、スマホ、ブログ、デジカメとなっており、これら全部から良さそうなものをピックアップしていくのである。
何枚になるかはわからない。とりあえずじゃんじゃんピックアップしていく。
うん、まぁ懐かしい画像もあったが、比較的新しいものが多い。サプライズ性に欠けるなぁ。
そこで、デジカメ画像ファイル付近を手当たり次第に開いていったら、おーEE:AEB30古い携帯と古いデジカメの画像、発見!これは相当懐かしいぞ。
全員若いEE:AEB64
30過ぎたあたりから老けてきた自分を見るのが嫌になってきたが、こうしてみると今より全然若くて痩せてるじゃないか、贅沢者め、先に待ってるのはシワと脂肪じゃ。
こうして集められた画像は、80枚にもなった。
その内訳は、ほとんど猫である。
私は思い知った。今、ダンナが一番愛しているのは、猫である。
そして私がこれまで撮ってきた写真のほとんどは景色と花であった。
歳をとるとはこういうことか。
さて、次はプリントだ。やったことないが、やるしかない。紙に印刷できるならやれるだろう。
写真用紙を買ってこなくては。80枚。
80枚?それをどこに貼るのか?
最初私は、買うだけ買って使い道のなかった綺麗なノートに貼るつもりであった。
しかし80枚とは厳しいな。
そこで突然思い出した。
アルバムが1冊余っていたのである。
どこかから貰ったかなにかしたもので、洒落たアルバムであった。あれにしよう。
それを引っ張り出してページ数を数えたら、8枚しかなかった。
1ページに3枚貼るとして、48枚しか貼れない。いずれにしろ、減らさなくてはならない運命である。
今度はピックアップした中からピックアップの作業だ。
良かれと思って選び出した画像を削減していくのである。これまたホネであった。
最後の方は涙を飲んで削除した。ポップロックの仲間たち、ゴメンネ。
こうして何とか48枚に減量し、写真用紙を買い、プリントする運びとなった。
作業自体は紙への印刷と同じだったので困ったことにはならなかったが、仕上がった写真の汚さに愕然とした。
これは「写真」といえるのか??
まるで大正自時代の写真を復元したが如くの仕上がりである。
プリントの設定画面を良く見てみると、「標準」と「きれいに」が選べるようになっていた。標準でこれかよ。どれだけレベルの低い世界なのだ。MAXの「きれいに」も怪しいものだ。
まぁそれでもかなり綺麗にはなった。
しかしやはり写真は写真屋に出した方が綺麗である。手軽さと天秤にかけるがヨロシ。
プリントが終わったら、貼り付けだ。
貼り終わったら、お約束の「写真が余った」というオチ。1ページ飛ばしていたEE:AE5B1
貼り直さなくてはEE:AE5B1よりによって飛ばしてしまったページは2ページ目であった。
ここでダンナからLINE。飲みに行くぞ~、と。
私も「飲みに行くぞ~!」とシレッとして返す。間に合うかEE:AE5B1
終わった。
一枚余った、なんでEE:AEB64
もう訳が分からん。しょうがない、これはボツだ。
そして見直しをしたら、1ページ、貼っていないページがあったEE:AEB64
ホントに、どうしてこんなことが起こるのだ??
プリントした写真は確かに48枚、アルバムのページ数は確かに8枚、貼ったのは1ページに3枚ずつ、それなのになんでこんなことが起こったのか??
もはやこれは私のミスではなく、世界の七不思議とか、そっちの領域である。
仕方がないので、余ったページには「蒙古タンメン中本」のチラシを切り取って、社長と秋津店の大前店長を貼っておいた。
仕上げに各ページにコメントを入れてやっと出来上がった。
しかしまだ終わりではない。手紙を書かなくては。
平行してダンナとのLINEでは、「久米川にしよう」「いや、やっぱり秋津にしよう」と全く違う現実世界が繰り広げられていた。
久米川になってくれれば私の持ち時間は増えるのだが、結局秋津になったのでダンナを待たせることになってしまった。
「明日があるからほどほどにね。」
と言って飲みは1軒で切り上げたのに、家に帰ってからワインをしこたま飲んでしまい、翌日は中華街どころではなくなっていた。
行動を始めたのは昼前。
「酒、という気分ではないね・・・。」と言って、渋谷の町に紛れ込んだのであった。