なーにを書こうか・・・、と思うと、どうしてもムラムラと「そのこと」が浮かんできてしまう。
このブログのコンセプトにそぐわないし、全くの愚痴、というか悪口になるので、躊躇していた。
しかしここ2、3日、そのことで頭がいっぱいなのであった。
これはもう便秘と一緒で、出さないと次のものも引っかかって出てこないから、ちょいとぶちまけさせてもらう。
そもそもは、ギロチンで落ちた首には意識があるのか?という疑問からであった。
しょうもない疑問である。ここは私を責めてくれて構わない。
そんなことを調べているうちに検索に引っかかったのは、2004年に起こった、イラクの人質殺害事件である。
24歳の日本人青年がテロリストに拘束され、政府が彼らの要求を飲まなかったために殺害されたとのことであった。
その処刑動画がネットで出回り、ちょっとした騒動になったらしい。
政府の対応、日本人青年の行動の良し悪しは、ここではどうでもいい。
私が激しく怒りを覚えたのは、とあるV系バンドである。
テロとV系に接点などない。本来ありはしないのだ。
しかし奴等の言い分は、「あの事件は、自分たちの音楽性と共通している。」ハァ?
奴等の愚行はこんなものであった。
5000人もの客の前で、日本人青年がテロリストから首を切り落とされるリアル映像をバックに、演奏したという。
一応「出演から10分ほどで、グロ画像が流れるので、嫌な人は避難するなり後ろを向くなりするように」と警告してあったというが、そういう問題ではない。
あんたらのその行為が問題なのである。
音楽性?ならなぜ音楽で表現しない?
あんたらはテロリストではなく、ミュージシャンじゃないのか。
もっとも私はこんな言い訳は信じていないが。
おおかたインパクトを与えるため、目立つためであろう。自分達を過激に見せるためのショーだ。
こういう輩にモラルを求めるのがそもそも間違えているとは思うが、殺された青年には家族もいる、友人もいる。
そして本人も、もっと生きていたかっただろうに、あのような形で晒し者になって果てたのである。
そういうところに思いが及ばないとは、異常である。
そしてもっと異常なことに、こういう奴等は往々にして「異常」というレッテルですら勲章にする。
あいつらは、自分の家族が首を切られる映像をライブで使われても平気なのだろうか?
平気と言うんだろうな。そこがまたカッコ良かったりするんだろうな。
中二病のコミュ障を相手にしている精神科医の気持ちが、少しわかる気がする。
もう過ぎた話だ。
もしかしたら奴等もちったぁ成長して、まともな音楽をやるようになっているのかもしれない。
しかし私がこの話を知ったのはほんの2、3日前であり、怒り沸騰中なのである。
あぁ腹が立つ腹が立つ腹が立つEE:AE4E5
炎上した古いサイトを見て、憂さを晴らしている。