五年後の絶望ポーカー - 人間のクズ！

【絶望ポーカー恋愛編】

今ここに、恋愛人生を賭けて絶望ポーカーに挑む者がいる。

その女、ぽ子。ただならぬ空気をかもしだしたこの女性は、今から始まるポーカーに命さえ賭けているようであった。その緊迫感ゆえなのか、会場中が彼女の挙動を見守っていた。彼女は力強く最初のカードを引いた。

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│結│犠│一│我│依│

│婚│牲│途│慢│存│

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カードを開くと、まさにそこはカオスだった。どう解釈すればいいのか。煩悩に満たされたカードたちは、まさにぽ子の中途半端な人間くささを表してもいた。「小市民か」と吐き捨てて、会場から早々に去るギャラリーさえいた。

ぽ子は「犠牲」「一途」「我慢」「依存」を捨てた。

残したカードは「結婚」のみ。ぽ子は、そこまでして「結婚」にこだわっているのだ。

彼女はためらわずに新しいカードを引いた。

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│結│我│我│浮│浮│

│婚│慢│慢│気│気│

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「我慢」と「浮気」によるツーペア…

「我慢」を捨てたものの、またそれが戻ってきたあたりにぽ子の人柄がよく表れていた…。

人はぽ子をこう呼ぶ。「我慢に囚われた女」と。

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【技名】

「我慢」と「浮気」によるツーペア

【スコア】

-66点

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◆絶望ポーカー

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