人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

hurt and abuse

なんでいつもこうなる・・・。

スタジオはしあさってだ。

久しぶりのZEPバンドである。新曲を2、3曲入れたのだ。

聴いて、聴いて、聴いて、聴きまくって、練習したつもりになっていた。

そして歌詞を見たのは昨日。

見ながら曲を聴く。一緒に歌おうと思うのだが、

聴くのと歌うのとは全然違いますのねんEE:AEB64

私に言わせりゃ、この人メチャクチャですがなプラントさん。

毎回同じメロディでキッチリ歌ってくれりゃ、面倒はないのである。

合唱の救いはここだ。楽譜があり、1番も2番もキッチリ同じ、音符通りに収まっているのである。

だから1番を覚えてしまえば2番は歌えてしまうのだ。

ところがロックっちゃ、適当に崩す。感情に流され、溜め、パターンを変え、こうなっちゃ1番も2番もない、長~~~~い1番である。

英語だしEE:AEB64「ヒプノタイズ」なんて言葉、どうカッコつけたって英語っぽくなりゃしない。

「hurt and abuse」なら「ハーダンビュース」と歌えばいいものを、「ハーーーーーーーーーーーダンビュウ~EE:AE5BE」などと規格外に引っ張ったりするので、この長さにも困る。

計る訳にもいかないし、短ければ尻も短く切れ、長ければひとり遅れてしまう。

ノリだとか雰囲気だとか、私は融通が利かないので非常に混乱する。

歌も鍵盤も、アドリブのできない欠陥品なのである。

近道はなさそうなので、ただただ繰り返し聞きながら合わせて歌っている。

しあさって、このガイドメロディがなくなったときの事を想像するのが恐ろしい。

大声張り上げられないので、1オクターブ下でボソボソと唱えているのだが、酒飲んで、ボリューム上げて、インプットされていない歌が1オクターブ上がったらどうなる??

「えっ?良くカラオケで歌ってたじゃん?」と軽く言うダンナ。

あれはね、アナタがこの曲良く知らないと思って、適当に歌ってたんですよ。実はメチャクチャですよ、メッチャクチャ。

他、二つのバンドも期限が迫ってきた。

緊急事態だ。

しばらくバンド優先である。

ゲーム・・・・・。