無洗米は業務スーパーが安い。
米を研ぐのがムチャクチャ苦痛で、とうとう無洗米から脱出できなくなってしまった。
そもそも米の味など良く分からないし、実際、無洗米になったところで、何の不満もない。
我が家ではみんな米に関してはドライで、味がどうだ、ご飯が食べたいなどという者はいないのだ。
ちょっと昔に米不足で日本の米が手に入らない時期があったが、特に困った記憶はない。
なので米の消費率は、平均よりもずっと低いと思う。
それでもやはり、なくなる時がくるのだ。
うちの米は、「米びつ」というような容器にではなく、レバーを押すと0.5合出てくるストッカーに入っている。
これがある時、レバーを押しても「カスッ」と言って最後のちょっぴりしか出てこなくなるのである。
一応覗き窓はあるが、そこから米が見えなくなってから猶予があるので、ついそれに甘えてしまう。結果、毎度突然の「カスッ」になってしまうのだった。
弁当も作っているし、さすがにないと困るので、こうなると緊急手配となる。
ところが米は、5キロである。他に何か大物を買ってしまうと重くてかさばり、持って帰れないという事態になる。
緊急度の高い物を優先するが、こういう時に限ってティッシュだとかトイレットペーパーだとかがなくなるのだ。
今のところ弁当は、冷凍のピラフを入れている。
これが、一人前、と思って解凍すると、半分ぐらいにまでへたばってしまうのだ。
時間がない朝に、2度、3度とレンジ加熱の追加だ。そしてピラフの残高もあっという間に減る。
米が恋しい。米が必要だ。いなくなって知る女房のありがたさのようなものである。
焼き魚にはご飯だ。
納豆にもご飯だ。
味噌汁ときたら、ご飯。
困ったときには、卵ご飯。
いざとなったら醤油ご飯。
私は結構米を愛していたのである。
今日こそ、と思って買い物に出たが、焼酎のパックとモンダミンの重さに負けた。
食べられないと思うと、募る想い。
明日こそ、ご飯でサンマでも食べてやる。・・・ん??となると、大根必要??
また重そうだのーEE:AE5B1