常連さんのライブだ、お客さんも顔見知りが多い。
ドアが開くとついそっちを見てしまうのだが、まずダンナが「ええっ!?」と声を上げた。
mixi繋がりの友人であった。
なかなか会う機会のない人だったが、なぜここに??
ロラコスタであった。
彼女がロラコスタにハマッているらしい様子は、mixiのつぶやきで何となく知っていた。
彼女はロラコスタ目当てでやってきたのである。
ところで私もロラコスタは大好きである。CDも買ったぞ。
なので私は突然それ程までにロラコスタにハマッた彼女に、少々驚いたのだ。
彼女はロラコスタのTシャツを着ていた。
「もうホント、凄い好きでEE:AE595」そのようですね。
ところでPに通っていれば求めなくてもロラコスタに会えることが多い。私はそうして彼らを知り、曲も覚えてきたのだ。
しかし彼女はどこで彼らを知ったのだろうか。
Tシャツであった。
とあるイベントで販売されていたこのロラコスタTシャツが気に入った彼女は、それを買おうとした。
ところがロラコスタはTシャツ屋ではない。このTシャツはCDとセットになるのだと。
いや別に、CDはいらないんだけど。
いやいや、これはCDとセットになっているので。
こうしてCDが「ついてきて」しまったのである。
欲しくて手に入れたCDではない。彼女はしばらくそれを放置していた。
ある時ふと思い出して聴いてみたら、なにこれ凄くいいじゃん!!・・・となったのであった。
ライブを観に六本木まで行き、彼女の熱はますます上がる。
その次のライブが、昨日のライブだったのである。
「Tシャツのオマケ・・・。」
こういう事もあるのか。
私達もCDを作ることがあったら、洒落たTシャツをセットにしよう。もうそっちがメインでいい。とびっきり洒落たのをデザインする。何ならライターやキーホルダーも作ろう。
ついでにもれなくCDがついてきます。というか、CD持って行かなきゃ売りません。そして、聴かないと呪われます。
あとはハートを射止めるかどうかだ。
しかしコピーバンドのCDが、ハートを射抜けるのか??
私らもTシャツ屋ではないのである、内容が先だ。
その前に練習が先だEE:AE5B1
一生練習で終わりそうである。
まぁとにかくそんな感じで、ロラコスタのロゴの入ったTシャツを着た彼女は、私たちの隣に座った。
すると驚いた事に彼女の姿を認めたロラコスタのメンバーが、わらわらと彼女の周りに集まってきたのである。
ファンが、メンバーを囲んでいるのではない。その逆だ。
私たちはロラコスタのメンバーが手品のようにひとり、またひとりと現れて彼女を囲むさまを見て、本当に驚いた。
「・・・一応私もCD買ったし、ライブでは精根尽き果てるまで踊ってますが・・・。」
せいぜい私が得られるのは「あぁどうもこんばんは。」である。私も大事にしてください。
ところで、ロラコスタのメンバーはイケメンである。
男のダンナですら「あぁ、かっこいいなぁもう。」と見るたびに言っている。
そんなメンバーのひとりが、Pの前で子供と遊んでいたのだ。
今回は「観る側」で来たギタリスト・ユーちゃんの子供たちが後からママとやって来たからだが、私もこの子達が大好きなので、座り込んでずっと遊んでいたのだ。
ふと見ると離れたところに、ユーちゃんの1年生になる息子(合っているか??会う度に間違えて申し訳ない)と、ロラコスタのイケメンがいる。
私は4年生のお兄ちゃんの方(合っているか??この時は確実に間違えていたようで本当に申し訳ない)と遊んでいたのだ。お兄ちゃんはヨーヨーが上手いようで、色んな技を見せてくれていたのだ。
それを見た弟も、ロラのイケメンに一生懸命に技を見せていたのである。
健気じゃないか。
私は離れたところにいた彼らの方に近づいて行った。
するとイケメンが弟の「犬の散歩」という技を見て、「フンコロガシ!!フンコロガシな!!」と盛り上がっていたので爆笑だ。
イケメンが「フンコロガシ」って・・・。しかもそれ間違ってないすか。そういう呼び方があるのか知らんが、可愛らしいユーちゃんの息子の懸命の技に、これまた懸命に「フンコロガシ」と言っているイケメンが妙に可笑しく、思い出してはいつまでもひとりで笑っていたのであった
ライブのお話はもう1回ぐらい続くかな??
感想や反省など、真面目なヤツでシメようかと思う。