人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

MFRにロラコスタ

常連さんのライブだ、お客さんも顔見知りが多い。

ドアが開くとついそっちを見てしまうのだが、まずダンナが「ええっ!?」と声を上げた。

mixi繋がりの友人であった。

なかなか会う機会のない人だったが、なぜここに??

ロラコスタであった。

彼女がロラコスタにハマッているらしい様子は、mixiのつぶやきで何となく知っていた。

彼女はロラコスタ目当てでやってきたのである。

ところで私もロラコスタは大好きである。CDも買ったぞ。

なので私は突然それ程までにロラコスタにハマッた彼女に、少々驚いたのだ。

彼女はロラコスタのTシャツを着ていた。

「もうホント、凄い好きでEE:AE595」そのようですね。

ところでPに通っていれば求めなくてもロラコスタに会えることが多い。私はそうして彼らを知り、曲も覚えてきたのだ。

しかし彼女はどこで彼らを知ったのだろうか。

Tシャツであった。

とあるイベントで販売されていたこのロラコスタTシャツが気に入った彼女は、それを買おうとした。

ところがロラコスタはTシャツ屋ではない。このTシャツはCDとセットになるのだと。

いや別に、CDはいらないんだけど。

いやいや、これはCDとセットになっているので。

こうしてCDが「ついてきて」しまったのである。

欲しくて手に入れたCDではない。彼女はしばらくそれを放置していた。

ある時ふと思い出して聴いてみたら、なにこれ凄くいいじゃん!!・・・となったのであった。

ライブを観に六本木まで行き、彼女の熱はますます上がる。

その次のライブが、昨日のライブだったのである。

「Tシャツのオマケ・・・。」

こういう事もあるのか。

私達もCDを作ることがあったら、洒落たTシャツをセットにしよう。もうそっちがメインでいい。とびっきり洒落たのをデザインする。何ならライターやキーホルダーも作ろう。

ついでにもれなくCDがついてきます。というか、CD持って行かなきゃ売りません。そして、聴かないと呪われます。

あとはハートを射止めるかどうかだ。

しかしコピーバンドのCDが、ハートを射抜けるのか??

私らもTシャツ屋ではないのである、内容が先だ。

その前に練習が先だEE:AE5B1

一生練習で終わりそうである。

まぁとにかくそんな感じで、ロラコスタのロゴの入ったTシャツを着た彼女は、私たちの隣に座った。

すると驚いた事に彼女の姿を認めたロラコスタのメンバーが、わらわらと彼女の周りに集まってきたのである。

ファンが、メンバーを囲んでいるのではない。その逆だ。

私たちはロラコスタのメンバーが手品のようにひとり、またひとりと現れて彼女を囲むさまを見て、本当に驚いた。

「・・・一応私もCD買ったし、ライブでは精根尽き果てるまで踊ってますが・・・。」

せいぜい私が得られるのは「あぁどうもこんばんは。」である。私も大事にしてください。

ところで、ロラコスタのメンバーはイケメンである。

男のダンナですら「あぁ、かっこいいなぁもう。」と見るたびに言っている。

そんなメンバーのひとりが、Pの前で子供と遊んでいたのだ。

今回は「観る側」で来たギタリスト・ユーちゃんの子供たちが後からママとやって来たからだが、私もこの子達が大好きなので、座り込んでずっと遊んでいたのだ。

ふと見ると離れたところに、ユーちゃんの1年生になる息子(合っているか??会う度に間違えて申し訳ない)と、ロラコスタのイケメンがいる。

私は4年生のお兄ちゃんの方(合っているか??この時は確実に間違えていたようで本当に申し訳ない)と遊んでいたのだ。お兄ちゃんはヨーヨーが上手いようで、色んな技を見せてくれていたのだ。

それを見た弟も、ロラのイケメンに一生懸命に技を見せていたのである。

健気じゃないか。

私は離れたところにいた彼らの方に近づいて行った。

するとイケメンが弟の「犬の散歩」という技を見て、「フンコロガシ!!フンコロガシな!!」と盛り上がっていたので爆笑だ。

イケメンが「フンコロガシ」って・・・。しかもそれ間違ってないすか。そういう呼び方があるのか知らんが、可愛らしいユーちゃんの息子の懸命の技に、これまた懸命に「フンコロガシ」と言っているイケメンが妙に可笑しく、思い出してはいつまでもひとりで笑っていたのであった

ライブのお話はもう1回ぐらい続くかな??

感想や反省など、真面目なヤツでシメようかと思う。