子供の頃好きだった、懐かしい絵本を見つけたのだ。
この話は良く覚えていて時々話題にしたが、オチだけ思い出せずにいた。
読もう読もうEE:AEAAB
まず、表紙が記憶とずいぶん違っていた。
私の記憶では、赤い表紙だったんだけどなぁ。いい加減なものである。
この分だと内容も、記憶違いがあるだろうか。
老人が、雪深い森の中に手袋を片方、落としていく。
寒い寒いロシアの冬である。
早速ねずみがそれを見つけると、そこに住むことに決めるのだ。
次にはカエルがそこを通りかかり、「わたしも入れてEE:AE5BE」となる。
そしてうさぎが、きつねが、・・・。
どんどん手袋は膨らんでいく。
ついには大きないのししが・・・。
オチ、ないですEE:AEB64
へっ!?って感じだが、来る者来る者を当たり前のように受け入れて、どんどん仲間が増えていくあたりが微笑ましい。
絵本に見える部分では幸せそうな姿だが、読み手は「これ、そろそろヤバいんじゃないの!?」となっていくあたりに、面白さがあるのかもしれない。
まぁ動物ってそれだけで可愛いから、ある意味反則だ(笑)
負けましたEE:AEAD9
「てぶくろ」 ウキライナ民話
絵:エウゲーニー・M・ラチョフ、訳:うちだりさこ
福音館書店