人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子54歳。

 

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てぶくろ / エウゲーニー・M・ラチョフ

子供の頃好きだった、懐かしい絵本を見つけたのだ。

この話は良く覚えていて時々話題にしたが、オチだけ思い出せずにいた。

読もう読もうEE:AEAAB

まず、表紙が記憶とずいぶん違っていた。

私の記憶では、赤い表紙だったんだけどなぁ。いい加減なものである。

この分だと内容も、記憶違いがあるだろうか。

老人が、雪深い森の中に手袋を片方、落としていく。

寒い寒いロシアの冬である。

早速ねずみがそれを見つけると、そこに住むことに決めるのだ。

次にはカエルがそこを通りかかり、「わたしも入れてEE:AE5BE」となる。

そしてうさぎが、きつねが、・・・。

どんどん手袋は膨らんでいく。

ついには大きないのししが・・・。

オチ、ないですEE:AEB64

へっ!?って感じだが、来る者来る者を当たり前のように受け入れて、どんどん仲間が増えていくあたりが微笑ましい。

絵本に見える部分では幸せそうな姿だが、読み手は「これ、そろそろヤバいんじゃないの!?」となっていくあたりに、面白さがあるのかもしれない。

まぁ動物ってそれだけで可愛いから、ある意味反則だ(笑)

負けましたEE:AEAD9

「てぶくろ」 ウキライナ民話

絵:エウゲーニー・M・ラチョフ、訳:うちだりさこ

福音館書店