花火大会であった。
飲み過ぎの翌日であったEE:AEB64
幸い二日酔いはほとんどなかったが、「酒」という気分ではない。
こうなるとアルコールは単なる麻薬物質として体に流し込み、早いところ酔いを回さなくてはならない。いわゆる「迎え酒」というヤツだ。
これは、一中バンドで鍛えられた。歌や鍵盤よりも。
迎え酒にビールはつらいので、サワーである。ジュースだと思い込んで、ひたすら飲む。
予約開始日に予約するほど楽しみにしているのは、サンバショーである。
ショーの途中でサンバーねーちゃん達が下りてくるので、できるだけ前の方、かつ通路側という限られた席を狙いたいのである。
そうだ、私達は単に「観にいく」のではない。一緒に踊りたいのだ。
結局私達の席は、前から3列目、通路からは2列目であった。
「近い」という意味では悪い席ではなかったが、ねーちゃんと絡むには遠かった。
今年は周りにも踊る気満々のムードが漂っていたのでそういう意味でも悪い席ではなかったが、横に来てくれなければ、絡めないのである。
通路から2列目というのも、普通のコンサート会場なら近いが、丸テーブルがところ狭しと並んでいるのである。移動も困難な程だ。
そんな中、一度だけねーちゃんがこっちに来てくれたので、すかさず私は立ち上がってアピールし、手を取り合って一緒に踊った。約30秒。
これが今年のサンバであった。
いやー、でもショー自体が素晴らしかったので、今年も満足である。
サンバは無条件で人をハッピーにする。
悩んだらサンバ、つらい時はサンバである。
そしてその後の花火がまた、感動的である。あっ、今、音が聞こえる(笑)
見えはしないが、結構近いのである。
いい夜であった。
Pに行った(笑)
お盆だからか、土曜日にしては空いていた。
セッションしよう、と言い出せば、ひとり、またひとりとステージに加わっていく。
スリーコードやった。
珍しい曲もやった。
腹が減った。
ラーメンを食べて帰る。
そんなに酷く酔ったつもりはなかったが、今日になると小指が痛い。
アザになってはいるが、つき指でもしたような、骨まわりの痛みである。
少しピアノを練習しようと思っていたのに、これは神のお導きか。
私がピアノの練習をして困る人が出てくるとは考えにくいが、逆らうと良からぬことが起こりそうなので、おとなしく従っておく。
しかし一体いつどこでどのようにして痛めたか。まるで記憶にない。
夏の楽しみが終わってしまった。
あぁ、海とか見たかったなぁ。