たまには猫のことなど。
何ごともないというのはそれはそれでいいことだが、なかなかネタがなく。
せっかく猫のカテゴリーがあるので、今いる子たちを紹介していきたい。
我が家に最初に来たのは、ラとミの姉妹である。
いいっ!?もう13年も経つのか。今予防接種の記録を見て知った。
ダンナが住んでいた一軒家に引っ越したときに、保護団体から譲り受けた子たちである。
本名は、ラッキーとミュウ。娘ぶー子が、当時好きだったポケモンのキャラクターの名前からとった。
今回は、ラッキーについて書こうと思う。
私とラッキーは、相思相愛であった。
この子はとても甘えん坊で、抱っこが好き、、撫でられるの好き、膝が好き、ブラッシングが好き、といういわゆる「スリベタちゃん」だ。構えばすぐに喉を鳴らす。
私もやたら抱くのが好きだったので、私達はいつもベタベタとくっついていた。
そのくせ臆病で、他人が来ると一目散に逃げて隠れてしまう。
その逃げざまは、はたから見ると笑っちゃう程、必死である。
何度か会えば少しずつ慣れてくるが、時々例外もあり、すぐに懐いてしまう人もいる。
ぶー子の友達と元カレだが、不思議だ。普通に撫でているのを見て驚いたものである。
歳のせいもあるだろうが、おっとりした子だ。
たるんだお腹をゆっさゆっさと揺さぶりながら歩く。
長年かけて、肥やした腹だ。
とにかく食べることには貪欲で、腹時計は正確、催促は容赦なく、一番に皿が出ないと拗ねる。
二日酔いの早朝にラの催促に合うと、非常に消耗する。
食べること以外では、温厚な子だ。
新入りが入っても、可愛がってくれたのはラである。
ラであった。
ラであったのに。
最初の新入りエルは、生まれたばかりで手がかかる上に、生まれつきの障害と病気でとても苦労をして育てることになった。
それだけに私達との密着度は深く、それがラを傷つけたようである。
今、ラとエルの中は非常に険悪で、常に一触即発状態だ。これには責任を感じている。
エルの登場で、独り占めしていた愛情が分散されてしまったラ。
それでも変わらず膝に上ろうとし、抱けばすぐに喉を鳴らす。
他の子をブラッシングすれば間に割り込んで入り、「一番」でいたいことをアピールする。
4猫で一番愛情深い子かもしれない。
好きなもの。
臭い足。そのつながりで靴下、スリッパ。
雑草の猫じゃらし。
ぽ子さん。
ごめんね、もっと構ってあげないといけないね。