人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

吐くべし、這うべし、スタジオMへ

もとを正せば、土曜日に飲み過ぎたのである。

ダンナが土曜出勤だったので、そのあと駅で落ち合って飲んだのだ。

繁忙期で会社と家の往復だけの彼には、週末のこの飲み食いだけが楽しみとなっていた。

そこで止めときゃ良かったのだが。

もうすでに家に帰ったときの記憶が怪しいが、そこからまた飲み出し、次はもう二日酔いだ。

かなりひどい状態であった。

スタジオに行く時間が来ても動けず、ダンナには先に行ってもらったのだ。

全然具合が良くならないので手を突っ込んで無理やり吐き、これでかなり楽になった。

吐くべし。

二日酔いは、吐くべし。

とはいえ、気分は最悪だ。

2時間遅れでスタジオに行くと、ちょうど休憩に入っていたみんなは飲んでいた。

あんなにグロッキーだったダンナも、もう顔を赤くしてゴキゲンだ。つくづくすごい集団である。

私は飲めんかったEE:AE4E6

この後のZEPバンドのために少しテンションを上げておきたかったのだが、とうとう1滴も飲めなかったのだ・・・。

7時に一中バンドの練習が終わると、ZEPバンドまで1時間のインターバルがある。

シラフでZEPを歌う自信がなかったので観念して「ラムネサワー」というやつから飲み始めたが、ここに早めに来たZEPのメンバーやスタジオのスタッフも加わり、もうただの宴会である(笑)

あまりに楽しいのでもう練習などどうでも良くなってきたのだが、8時を回ると「時間だ」とダンナが立ち上がった。A型である。

前回のスタジオから結構時間が経ってしまったので、個人的には「最初っからやり直し」的練習になってしまった。

ダンナが「7小節の繰り返しBut最後だけボーカル1小節遅れ」という小難しい解説をしたために、「適当に合図送ってまとめる」という私のやり方が通用しなくなってしまった。

大きな模造紙を張り出して学校の授業のように説明していたが、みんな一様に「そんなことになっていたのか」と感心していた。

何が起こっているというのか。意味が分からない。

ダンナは「ぽ子は今まで通りにやってなさい」と諦めてしまった。

この現象、合唱団でも良くあるパターンである。

あっという間に11時。

みんな翌日早くから用事があったようだが、ドラムのヤギヤギさんを除いて久米川でさらに飲む。

何を話したのか、全く覚えていない(笑)

シメのラーメンまでキッチリ食べて、みんなと別れたのであった。

そして月曜日、また二日酔いが待っているのである。