もとを正せば、土曜日に飲み過ぎたのである。
ダンナが土曜出勤だったので、そのあと駅で落ち合って飲んだのだ。
繁忙期で会社と家の往復だけの彼には、週末のこの飲み食いだけが楽しみとなっていた。
そこで止めときゃ良かったのだが。
もうすでに家に帰ったときの記憶が怪しいが、そこからまた飲み出し、次はもう二日酔いだ。
かなりひどい状態であった。
スタジオに行く時間が来ても動けず、ダンナには先に行ってもらったのだ。
全然具合が良くならないので手を突っ込んで無理やり吐き、これでかなり楽になった。
吐くべし。
二日酔いは、吐くべし。
とはいえ、気分は最悪だ。
2時間遅れでスタジオに行くと、ちょうど休憩に入っていたみんなは飲んでいた。
あんなにグロッキーだったダンナも、もう顔を赤くしてゴキゲンだ。つくづくすごい集団である。
私は飲めんかったEE:AE4E6
この後のZEPバンドのために少しテンションを上げておきたかったのだが、とうとう1滴も飲めなかったのだ・・・。
7時に一中バンドの練習が終わると、ZEPバンドまで1時間のインターバルがある。
シラフでZEPを歌う自信がなかったので観念して「ラムネサワー」というやつから飲み始めたが、ここに早めに来たZEPのメンバーやスタジオのスタッフも加わり、もうただの宴会である(笑)
あまりに楽しいのでもう練習などどうでも良くなってきたのだが、8時を回ると「時間だ」とダンナが立ち上がった。A型である。
前回のスタジオから結構時間が経ってしまったので、個人的には「最初っからやり直し」的練習になってしまった。
ダンナが「7小節の繰り返しBut最後だけボーカル1小節遅れ」という小難しい解説をしたために、「適当に合図送ってまとめる」という私のやり方が通用しなくなってしまった。
大きな模造紙を張り出して学校の授業のように説明していたが、みんな一様に「そんなことになっていたのか」と感心していた。
何が起こっているというのか。意味が分からない。
ダンナは「ぽ子は今まで通りにやってなさい」と諦めてしまった。
この現象、合唱団でも良くあるパターンである。
あっという間に11時。
みんな翌日早くから用事があったようだが、ドラムのヤギヤギさんを除いて久米川でさらに飲む。
何を話したのか、全く覚えていない(笑)
シメのラーメンまでキッチリ食べて、みんなと別れたのであった。
そして月曜日、また二日酔いが待っているのである。