美味しそうな話かな?と思ったんだけど。
キャスト:ダニー・アイエロ、エドアルド・バレリーニ
監督:ボブ・ジラルディ
ニューヨークで人気のイタリアン「ジジーノ」は今夜も満席で、厨房は戦争状態だ。
支配人のルイスはギャンブルの胴元としてギャングとも関わりがあったが、店の料理人の借金が原因で、親友のエンリコを殺されたばかりであった。
ギャンブルにはまってどんどん借金がかさんでくるダンカン。
父ルイスのもとでシェフとして働き、ジジーノを話題の人気店したウードは、そろそろ父に店を任せて欲しいと願っていた。
最後の大勝負に出るダンカン、そしてダンカンの借金を盾に店を買収しようとするギャングが店にやってくる。
その晩もいつものようにいつもの席で、ルイスは店でダンカンの作る夕食を食べていた。
ダンカンは今夜の「勝負」をラジオで聞きながらフライパンを振る。
ウードは「なんで息子の作った料理を食べないんだ、どうして店を俺に任せてくれないんだ」とルイスに迫る。
ギャングは店をよこせと脅しつける。
一見いつもと変わらないジジーノの夜、ついに全てにカタがつくのだった・・・。
ほんの一晩の物語だが、様々な人間模様が錯綜してじれったく、またややこしい。
「どうなるんだろう?」と惹き込まれるのではなく、登場人物の苛立ちがそのまま重なってくる。
借金どうするんだよー!
いい加減店を任せてくれよー!
大事な店をギャングなんかに渡せるかよー!
そしてそれは、思いがけない形でカタがつく。
ビックリしたEE:AE5B1
なーんか不思議な映画であった。
ぽ子のオススメ度 ★★★☆☆
ダンナのオススメ度 ★★☆☆☆
パスタが超美味しそうで食べたくなったEE:AEB61
オチには驚いたEE:AEACA