人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

情熱に比例しない『状況』

ああ、やっと木曜日だ、酒まであと1日・・・・・・・EE:AEB64

一日というものは、案外短いものである。

これまで目をつぶってきたものが蓄積されている家である、やってもやっても片付きはしない。

私の仕事は家事だけ、という専業主婦になったが、「やらなくてはならない事」はいつまで経ってもなくならないのである。

その一番の原因が分かってきたのだ。

「酒」だ。

そもそもは毎日飲んでいた。

飲めば止まらなくなり、寝る時間が遅くなる。

寝る時間が遅くなれば翌日眠くなる。

翌日眠くなれば、二度寝してしまう。

二度寝してしまえば、その分時間がなくなる。

週末は全く家のことをしないのだ、これでは問題箇所は減るどころか増える一方である。「とりあえず」という状態のもので、家は一杯だ。

そもそも「どうにもならない」という更に悪い状態のものが常にあったのだ。

片付ける時間が散らかす時間を上回らない限り、家の中が片付くことはないのである。

そう思ったからではないが、体の方がキツくなってきたので休肝日を取るようになったのだ。

翌日は快調である。

その爽快感がだんだん味をしめ、今では1週間のうち、飲まない日の方が上回ってきている。

スケジュール帳には掃除の他、押入れの中、収納スペースの整理などという奥地が書き込まれるようになった。

それでも油断して週の真ん中につい飲んだりしてしまうと、翌日には気力も体力も情熱もすっかりなくなっている。

この1日が命取りだ。私はここで、進むべき道を見失ってしまう。

もう木曜日は木曜日ではない。月曜日からのやり直しなのである。

こんな無駄を繰り返しているので、相変わらず歩みは遅い。

目標は「いつでも人を呼べる部屋」だが、そんな部屋になる日は来るのだろうか。

そもそも物心ついてから、そんな日はあっただろうか。

別に子供の頃から飲んでいた訳じゃないのだ、もしかしたら酒なんかのせいではないのだろうか。

いやしかし、若い頃は「片付けよう」という気すら起きなかったのだ。そこが今と違う。

しかしその分、酒の負荷がかかった。

このままでは±ゼロである。

プラスに転じるには、時間を有効に使うしかないのだ。

そんな訳で勢いに乗せて今週はずっと飲んでないが、傍目には一向に変化が見えない。

今日は音楽室の収納スペースの整理をしたが、なんと、大箱2つ分のレターセットとシールとラッピングアイテムが出土された。

どれもつい買ってしまうものなのだが、こんなにたまっていたのか。まるで野生動物の習性のようである。

手紙も書かない、プレゼントもそうそう渡すことはない、あの恐ろしい数のシールは何に使うのか。

しかしどれも、気に入って自分で買ってきたものである。量を見て驚いたが、ウットリしている自分もいた。

ここ最近の大型掃除にあたって、ダンナには本当に必要なものの選別を強いているが、あれは捨てられんEE:AEB64

あぁ、奥地に踏み入るには勇気が必要である。

これ以上、進むのが怖い・・・。