一中バンドの練習日だった。スタジオMにて。
相変わらずまったく練習しないで行ったが、課題曲が増えたりしていないので全曲「おさらい」だ、何とかなる。だから練習しないのである(笑)
スーさんは連日の飲み疲れで大人しく、その分タケダさんが輝いていた。いやー、笑った。
タケダさんは口が悪いのだが、ニコニコと人懐っこい笑顔で喋るので嫌な感じは全くない。
ないが、口は悪い(笑)
年上の女性はみんな「ババァ」である。よっぽど嫌っているのかと思えばそういう訳ではなく、「裏のアパートのご婦人が」というところをタケダ風に翻訳すると「裏のババァが」になるのである。
私感が入ると「クソババァ」などと活用される。
ババァの時点で相当笑ったが、その先のクソババァを聞いた時には感心し、最終形の「ボケババァ」では感動した。ダンナはこれを「ババァ3段活用」と名づけた。
こんなタケダさん、「リズムを取るとかよぉ、難しくてよ」と真面目にドラムについて話し出す事もある。彼曰く16ビート以上は貧乏ゆすり以外では出せないとのことである。
休憩から戻ったら、マイクが、
やる気をなくしていた。
一方スーさんはやっと酒が効いてきて、ここからメキメキといつもの調子になった。
私も酔うほどに幸せな気分になり、やっぱり一中とお酒は切り離せないなぁ、などと考えていた。
あっという間の6時間であった。
この後は居酒屋に行くが、長い夜はまだまだ終わらない。