嫌な予感がしたからホントは嫌だったのだが・・・。
今朝は車でダンナを駅まで送ることになったのだ。
雪はもうあらかた溶けていたが、日陰の雪が溶けて凍っているのが怖かったのである。
とはいえもう、道路はきれいに乾いている。大丈夫、と言われて送る事にしたのだが・・・。
いざ車に乗ろうと思ったら、フロントガラスにまだ雪がこびりついていた。
時間が経ったために、もう凍っている。
バケツリレーならぬ洗面器リレーでお湯をかけまくったが、そのうち流れたお湯が凍り始め、足元がツルッツルに。
とんでもないぞ、これは。
何とかフロントガラスの視界も開けたので車を出したが、心配なのは帰りだ。
あのツルッツルのところに、車は入るのか??
入らなかったEE:AEB64
タイヤが滑って最後の一撃が行かないのである。
タイヤを空回りさせているポイントには雪が溜まっており(私が溜めたのだ、雪かきをしてEE:AE4E6)、棒でつついても凍って固まってビクともしない。
仕方がないので駐車場から車の鼻っつらだけ出して停め、ひとり洗面器マラソンだ。
しかし・・・、一向に・・・、溶けない・・・。
そして、先に流した分がどんどん凍っていく。
つついても、流しても、頑固な氷の塊はなくならない。
時々車を動かしてみるが、やはり空回りである。
仕方ないのでやかんにお湯を沸かし、熱湯をかける事3回。
これでやっと、車は駐車場に収まったのであった。
一応四駆になるはずの車なのだが、どうやったら四駆になるのかが分からなかったのだ・・・。
極寒の早朝から、汗をかいてしまった。
今日はエアロビの日である。
それだけ時間を持っていかれるのだから、家事もタイトにこなさなくてはならない。
現在最優先で取り組みたいのは、寝室を占拠しかかっている古着群である。
娘ぶー子が大きなレジ袋12袋+大きな紙袋2つ分の古着を「捨ててくれ」と突然言い出したのだが、古い服もボロい服も綺麗な服もスキーウェアもごちゃ混ぜである。
つまり、大変もったいないことになっているのである。
もっと詳しく言うと、私が着れるのがあるかもしれないし、スキーウェアは売れるかもしれないという事である。
しかしぶー子は「もういらない、邪魔だから早く捨てたい。」と言い、仕方ないので当座、寝室に置く事になったのである。
これを「捨てるもの」「着るもの(すぐに)」「着るもの(洗濯)」「着るもの(しまう夏服)」「売るもの」に選別しなくてはならないのだ。
実は昨日1時間ぐらいでパッパと片付けるつもりだったのだが、1時間半で片付いたのは、紙袋1つ分だけであった・・・。
売るものなら、綺麗な状態にしなくてはならない。
しかし黒い服というものは、猫の毛や小さなホコリなどが目立つ色なのである。
特に一度でも洗濯すると、他の服から繊維を拾ってきて、かなりみすぼらしい容貌になる。
これをガムテープでペタペタと取っていくのである。
しかしガムテームを持っている私が、猫の毛だらけなのである。いつまで経っても終わらない。
終わらないが、やがて希望が見えてくる。
その辺で諦め、今度は毛玉取りだ。小さな毛玉だが、非常に貧乏臭い。
これは「毛玉とれ~る」という、髭剃りのようなもので剃っていく。
白だって、ホコリや毛が目立つのだ。
我が家の猫の毛は、大五郎を除いてしましまなのである。
しましまの猫の毛を1本見てみると、根元から白、黒、黄色・・・のように、その1本からすでにしましまになっている事がわかる。
つまり白い服に付いても黒い服に付いても、目立つのである・・・。
果てしない作業であった。
白い服、黒い服がきれいになると、次は黒く毛足の長いニットであった・・・。
しかし、できることなら誰かに着て欲しいじゃないか。
念のため、金が欲しいのではない。
金になったら何か美味いものを食べるつもりでいるが。
で、この続きである。
こんな状態だから、今日もあまりはかどらなかった。
エアロビから帰ってその続きをやろうと思ってふと思い出したのだが、あさってはスタジオ練習の日であった。
曲は何度も聴いてあるが、歌詞はまだ見ていない。
とりあえず歌詞を写して曲を流してみたが、ヤバい、猫の毛取ってる場合ではなかった、こんなどえらい早口の英語、今日明日で歌えないEE:AEB64
結局残りの時間は、歌詞に赤線を引いたり曲に沿って歌ったりしているうちに、終わってしまった。
それでもまだ足りない、ああ、このままでは歌えない・・・。
何でも着手するのが遅すぎるのである。
もうすぐ今度はダンナを迎えに行かなくてはならない。
駐車場の氷はどうなっただろうか。