人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

伊藤さんに2Lをお願いする

カクーンと大きく右に倒れて目が覚めた。

昼にサンマを食べた後である。

例によって新聞を読んでいたが、いつの間に寝ていた。

そのままテーブルで撃沈コースだ。ソファの座り寝よりこっちの方が寝やすい事が分かったのである。

いかんせん、疲れていた。

ライブがひとつ終わり、気持ちも緩んでいた。

しかし水曜に走れなかった焦りがあり、駅前に行く用事は走って行く事にしたのだった。

写真をプリントに出す、という数年ぶりの依頼である。

時代は変わり、私はUSBなんちゃらいう棒を持って、写真屋に向かった。

久米川駅南口の「伊藤カメラ」を勧められてそこを目指して行ったのだが、着いたらそこは「東光カメラ」であった。

ちゃんと確認しないから、こういう事になるのだ。

昨日もラーメン屋に行く前に、「お金、持った?ちゃんと入ってる?」とダンナに念を押されながらも確かめないで「大丈夫」と出発し、行ったら千円足りなかったばかりである。

ダンナが自分の財布を持ってきたから助かったが、危ないところであった。

しかしその教訓も、生かされないのである。

とは言っても、困ったことにはならなかった。

以前宅急便の配達をしていたエリアだったので、覚えていたのである。

そこで「あのー、現像してください。」と棒を出した。正しいか?

男性店員は何やら恐ろしい機械の所まで私を連れて行き、そこに棒を突っ込んだ。

なんと、その機械の画面は大量のラーメンの写真を映し出したから恥ずかしい。

「次へ」のボタンを押すも、ラーメンと猫ばかりである。ラーメンと猫。

「最後のページ」というボタンに気付いたのは、恥ずかしい思いをしてからである。

「サイズはどうしますか?」と聞かれたので、調べた通りに「にえるです。」と答えた。

男性店員は「ツーエルですね。」と答え、1時間ほどでできますと言った。

走って帰らなくてはならないので後日取りに来ますと言って帰ったが、100円という文字が見えた。

そもそも「にえる」がどれ程でかいのか知らないので、5千円で足りるかとビビッて来たが、拍子抜けだ。

東村山の駅まで出て、家に戻る。

信号待ちをしたくないので赤になるたびに曲がったり渡ったりしていたら、こんな方まで来てしまったのである。

疲れた。7.5キロだ。

サンマ食べて眠くなるのである。

何となく普通の平日を過ごしてしまったが、考えて見ればダンナの宿題はまだ残っており、明日もスタジオであった。

寝ている場合ではない。

洗濯機も来る。

頑張ろう。とりあえず、晩ご飯だEE:AEB61