月曜日だ。
ただの月曜日ではない。
あさってにライブとスタジオ(別のバンドである)を控えて全く練習していない月曜日である。
さし当たって娘ぶー子との早起きバトルは私の勝利であったが、朝ご飯と弁当が終わると即ベッドにリターンだ。
眠くもないが、かったるい。
迷う時間がもったいないから、早寝早起きする事にしたのだ。
7時半だ。
9時半に起きればちょうどいいぐらいだろう。
このところ「気がついたら○時だった」という負け台詞ばかり吐いていたが、今日は違う。
しかし、違うからと言って起きれる訳でもなかった。
起きてからやらなくてはならないあれこれを想像すると、起きれないのである。
月鬱だ。
薬は枕元にあるが、水がない。
しかし、起き上がっててしまえば1日が始まってしまう。
私は逃げる。
夢の続きだ。
夢というものは「夢」というだけあって、取りとめがなく不思議な世界である。
現実から逃げるには、もってこいの世界なのである。
私は先ほどまで見ていた夢を思い返す。
掃除も洗濯も締め切りもない、ファンタジックな半現実。
私はそこから抜け出すことができない。
結局昼まで逃げ倒してしまった。
不思議なもので、体を起こしさえすればいいのである。それだけできっちりリセットされる。
それは分かっているのだが、リセットしたくないから逃げるのである。
リセットされれば楽になるのに、そこが月曜日の難しいところなのである。
起きたら早速ご飯かという時間だったが、月曜日はポロ一の日である。
あぁまたきっとポロ一食べたら眠くなる。
先に走ってしまおう。
4キロほど走り、シャワーを浴び、やっとポロ一を食べたのは2時半だ。
だいぶスッキリした、これならポロ一の睡魔も及ぶまい。
及んだEE:AEB64
私はいつも新聞を読みながら昼ご飯を食べているが、ポロ一を食べ終わってからも続きを読んでいたら眠くなってしまったのである。
キョーレツ。
そのままテーブルに突っ伏して撃沈。
もうすぐ6時になる。
今日やった事は、現時点でジョギングとポロ一だけである。
これから巻き返せるか?とりあえず晩ご飯の買い出しだ。
これからは日曜は飲まないで、枕元に水と薬をセットにし、月曜のポロ一は禁ずる。
来週をご期待ください。