どうもこの頃、時々腰が痛い。
時々だったからあまり気にしてなかったのだが、原因が分かったので気になってきた。
ジョギングだ。
どうやら走り方が悪いらしい。
それに気づいたのはダンナだ。
先日初めてふたりで走ったが、そもそものペースがダンナ6分台/km、私9分台/kmとかなり差があり、ついて行くのがやっとであった。
遅れてついてく私に「キツかったら言って」と言ったが、いいや負けないEE:AE4E5絶対言うもんか、・・・そうか、私に足りなかったのはこの根性である。
それを育てたのは何か?ジョギングだったら見直してやるが。
ヨークマートから東村山駅に向かっていたが、何を思ったかダンナはUターンするようにコースを変えた。
行き先は久米川駅である。野口橋の方に向かえばもうすぐなのに、何たるもてあそび方。
くそぅと思ったが、黙って続く。
ひの食堂が見えるとそのいでたちがツボッて、笑いがこみ上げる。
ひの食堂すごいよホント。
苦しいところに横隔膜が震え、息が詰まりそうだ。
ひの食堂。
先日も書いたが、どうも私の携帯のGPSがあまり正確じゃないようで、ダンナの距離よりも500mほど短くなっていた。
疲れた上にあちこち痛くて参っていたが、1kmで1ポイントもらえるのだ。
私だけ4.5kmとは納得が行かない。
500m追加して走ったが、走り終わると酷く腰が痛んでいた。
「腰が痛い。走り方が悪いのかな?」
「何かぽ子が走るとバタバタうるさいよね。」
・・・確かに。
ダンナの方は静かにタッタッタと走っているのだが、私の方はバンバンというか、ビタンビタンというか、アヒルの水かきとか濡れタオルを叩きつけるような音がするのである。
正しい事は調べてみないと分からないが、足の裏を一気に踏み込むのがいけないんじゃないか、踵からクルンと行ってはどうか、そんな提案をされて走ってみたら、ずいぶん下半身はラクであった。
もう一度ビタンビタン走ると、腰に響くのが良く分かる。
しかしだ、そんな風に走り方まで意識して好きでもないジョギングができるだろうか。
私は自分が楽なように、自分にとっては一番いい走りをしていたのである。
そこを踵が先だ、つま先が先だと考えながら走るのは、決して簡単な事ではない。
右足と一緒に右手を出して歩け、と言われたようなものである。
かと言ってこのままでは、本当に腰が危ういかもしれない。
ジョギングで腰を壊すなんてアスリートみたいでちょっとカッコイイが、ダンナのぎっくり腰を思い出すと、あんな目にはあいたくないと強く思う。
正しいフォームで走るのか。
ますますジョギングにハマッていく。
本心とは裏腹に。