人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

954IN、785OUT

眠かった。

どうにもこうにも眠かった。

しかし時間は夜8時。

今日は昼に起きてラーメン(ニンニク、アブラ増し)を食べただけで、ずっと寝ていたのである。

まだ寝るか、という感じだが、腹を空かせたダンナは晩ご飯をどうしようか考えていた。

ライブでバカ騒ぎした後の休日である。

何か作るような気力もなく、ならば食べに行こうという事になったのだが、なかなか決まらない。

正直、寝ていただけであまりお腹は空いていなかったので、積極的に食べたい物が浮かんでこないのであった。

その上、眠い。

決まらない。

眠い。

「決まったら起こしに来て」と言い残して、少しでも寝ようと寝室に行った。

夢の入り口にたどりついたあたりのところで、ダンナがノックをして入ってきた。

「びっくりドンキーにしよう。ハンバーグEE:AE595

ハンバーグ。

悪くないが、もう夢の入り口まで来てしまったのだ、さっきより眠い。

娘ぶー子も寝ていたが(良く寝る家族なのである)、彼女が起きるまで寝てやろうとしぶとく布団に入っていた。

やがてぶー子の部屋のドアが開いて、リビングに下りていく気配がした。

むー、ここまでか。しかし眠い。

もうハンバーグなんていいか。

お腹も空いてないのだ、無理して食べて肥える必要もないだろう。

ここで私が寝て待ってれば、摂取カロリーも出費も抑えられる。

一体今日は何歩、歩いただろう?100歩ぐらいか??

食べたらダメだ、どうせまた寝るに決まってるし、ここはこのまま朝まで寝るのが誰にとっても良い事なのである。

いつまで経っても起きてこないので、またダンナが現れた。

「そんなにお腹空いてないから寝てていい?」

彼はちょっと驚いたようだが別に止めもせず、じゃあ、と言って部屋を出ようとした。

でもちょっと待ってや。

ハンバーグ。

チーズカリーバーグディッシュ、150g、ライス小。

ゴクッ。

睡魔がほんの少し動きを緩めた。

「じゃあとか言われると逆に食べたくなる。」と言うと、ダンナはさらに「じゃあ行って来るから」と強調した。

チーズカリーバーグディッシュ、150g、ライス小。

「ちょっと待って、そう言われるとどうも食べたいような・・・。」

5分だけ待つ、と言ってダンナは寝室を出た。

954kcalの入りで785円の出であった。

いつも過ぎてから気づくのだが、寝てれば良かった・・・。

どうやってこの954kcalを消費して785円の収入を得たらいいのか。

昔話に出てくる阿呆並みだ。

いい加減学習したい。

眠いので、楽しかったライブの話は明日。