人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

首を洗って待っててもらいました。

恐ろしいほどの筋肉痛だ。

蓼科から帰って一晩経ったら、ふくらはぎがパンパンに張っていた。

そこが伸ばされるような動きをしなければ痛みはほとんどないが、歩く、特に下りはシャレにならない程痛い。

なのでロボットのように、膝を曲げずにヨットコヨットコ歩いている。

下りの階段は、障害認定が欲しいほど不自由である。

今回の旅行にわざわざ去年と同じ場所を選んだのには訳があった。

その高原っぷりに感動したのだが、思えばここは、小学校の林間学校で来た場所である。

つくづく無関心・無感動の子供であったなぁと情けなくなったが、30歳ぐらいまで私は、どうも頭のネジが一本抜けていたように思う。

どうして抜けたネジが正しい場所に入ったのかは分からないが、とにかく去年は感動したのである。

その上、当時私を苦しめた山登り(この場合はハイキングである)もしっかり正しく「楽しそうだ」と認知されており、次回はここを歩きたい、と思いながら帰ってきたのであった。

「山」というと木が生い茂っているイメージがあるが、ここは高原、見渡す限り草原である。ハイカーが山肌を緩やかに歩いているのが見えた。

次回、首洗って待っとけよ、と捨て台詞を吐いたものだ。

1日目は土砂降りに見舞われ、ヤギとウサギとポニーとラジコンレースを見ただけで終わってしまったが、二日目は曇ったり晴れたりのギリギリ空であった。

一応カッパを持って、車山を目指す。

ウェストポーチ、カメラ、カメラバッグ、水筒、これらが体をがんじがらめにしていた。今後の課題である。

荷物も入るカメラバッグと、腰につけられる水筒求む。できればブラブラしないカメラのストラップも。

車山山頂までリフトで上がり、後は下るようにコースを回る。

コースは複雑に張り巡らされているので、自分の都合に合わせて好きなように組むことができる。

私達は山頂から美ヶ原→車山駐車場、と2時間半ほど歩いた。

なだらかな道なので楽に歩けたが、後でこんなに足に来るとは。

花もほとんど終わっており、残念であった。

それでも高原の景色は素晴らしく、ヤッホーヤッホーとハイテンションで歩いた。

蓼科、最高だ。

他にもコースはたくさんあったので、毎年行って極めたい。

それから、食い放題の宿はもう止めだ(笑)